Googleが買収したInstantiationsのツールをオープンソース化してEclipse Foundationに寄贈

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8月にGoogleは、Java/AJAX用の開発ツールを作っているInstantiations買収した。Instantiationsはとくに、Google Web Toolkit使ったJavaアプリケーションの開発を効率化するための有料のツールをいくつか提供していた。Googleは買収後まもなくして、それらのブランド名を変え、すべてのツールを無料で提供するようになった。

今日(米国時間12/15)Googleはさらにそれを一歩進めて、買収によって得たものの多くをオープンソース化し、サードパーティーが独自の機能を自由に組み込めるようにした。オープンソース化した二つのプロジェクトのひとつはWindowBuilder、これはEclipse上で使うJava GUIデザイナーだ。もう一つのCodePro Profilerは、メモリリークなどパフォーマンス関連の問題を見つけるためのツール、いわゆるプロファイラだ。これらの知財価値は、GoogleとEclipse Projectの推計では500万ドル以上になるそうだ。

今回GoogleがWindowBuilderに関してオープンソース化するのは、SwingとSWT上でアプリケーションを構築するためのレイヤ(層)で、すでにEclipse用のGoogleプラグインの一環となっているGoogle Web Toolkitのレイヤは、少なくとも今回はオープンソース化されない。WindowBuilderのコードは、今後もGoogleのWindowBuilderチームと、Googleのそのほかのデベロッパがメンテナンスする。CodePro Profilerは、OnPositiveという会社がメンテナンスする。

今回のオープンソース化によって、サードパーティーがこれらのツールまわりのサポートを提供できるようになる(Googleはサポートまで手が回らない)。たとえば開発にこれらのツールを使っている大企業などは、どこかに有料でサポートを頼めることになる。まさにそれを商売にしようとしているGenuitecは、WindowBuilderに関するサポートを提供する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))