[jp]ビジネスSNSのLinkedInが6月ごろに日本語化か――現在日本語の翻訳者を採用中

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[jp]あけましておめでとうございます――2011年、スタートアップはどこにいくべきかを考える

ビジネスSNS「LinkedIn」が2011年内に日本語サービスを展開する計画の一端を発見した。昨年12月に日本語翻訳者の募集が出されたのだ(勤務地は米カリフォルニア州のマウンテンビュー)。

LinkedInはご存知のとおり仕事上の関係を視覚化し、ビジネスとビジネスを繋ぐSNSとして活用されている。米国のテクノロジー界ではヘタなレジュメより明確に職歴と技能を見せるツールとなっている。個人が自分の技能と経験に合わせて職場を変えて行くという能動的な文化がある米国では知人、過去の同僚といったコネクションが重要なのだ。特に興味を持った職場の役職については、知人を通してそこに務めている知人に紹介してもらうといったような利用価値が多々ある。

雇用側もLinkedInは個人の持つ技能や資格、職務経験を表すので必要としている技能有しているのかを判断できる。特に業界は広いようで狭く、狭いようで広い。直接知らなくとも、知人が推薦するのであれば、双方にとって心強い。特にスタートアップなどでは有機的に必要な人材を引きこみ、そして別れるので情報量とアピール方法は常に切磋琢磨している。自分の業界外に人材を求めたり、企業の紹介をしてもらうにもLinkedInは有力だ。 こうした利用方法が数えきれない程あるLinkedInがアメリカでビジネスネットワーキングツールのスタンダードとなったのも不思議はない。

では、LinkedInの日本参入はどうなのだろうか。

就職超氷河期とも言われる日本の就活に疑問が立ち込める今、米国式ネットワーキングツールのスタンダードとなったLinkedInのサービス開始は革命をもたらすとは思えない。また、体質が古く、氷河の如く動きが鈍い大型日本企業がLinkedIn情報を利用することはあまり期待できないからだ。しかし、変化のきっかけになるだろう。採用においてルーチン化し、形骸化した狸の化かし合いのような説明会と面接とは違い、実績で勝負できることに大きく期待できる。なによりも、選択肢が増えるのは大手を振って賛成できる。

LinkedInの内部体制は分からないが、日本市場に向けて、日本に合わせたサービス開発をできるだけのリソースと敏捷性を兼ね備えた企業であることには間違いない。サービス開始前に日本のユーザとクライアントを惹きつける物を提供しようとするだろう。

ローカライズのプロジェクトは1月4日にスタートの予定とある。そして16週間の短期契約。ローカライズが4カ月、推測の域をでないが、順当に進めばLinkedInの日本サービス開始は6月頃に期待をできるのではないだろうか。