調査結果:iPadはKindleキラーではない

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iPadが出てきた時、ほとんどの人たち(本誌を含む)がこれでKindleは死ぬと予言したが、結果は違った。全く違っていた。KindleはホリデーシーズンにAmazon史上最大のヒット商品となり、昨年1年間で推定800万台以上が販売された。

Kindleは他とは全く異なるデバイスである。事実、最近JP Morganのインターネットチームが消費者1000人を対象に実施した調査によると、iPad所有者の40%がKindleも所有している。この数字は少々大きすぎるように私は感じるが、私が知っている全iPadユーザーの実態をよく表わしてはいる。同調査によると、iPad所有者のさらに23%が1年以内にKindleを買おうと計画しているという。

Kindleは大の本好きから強く支持されている。本の虫は顧客層としてはニッチだが裕福である。回答者の約半数が1年間に読んだ本を10冊以内と答えている。しかし、16%は年に25冊以上読んでいる。

ここで何よりも重要なのは、iPadとKindleが異なるタイプの製品として捕えられていることで、これは正しい認識である。AmazonはKindleを、特に読書愛好家向けにデザインした電子書籍として販売することに成功し、最低価格$139のKindleは、$499のiPadとは別物として見られている(iPadがKindleリーダーとして使えるため、ユーザーは二者択一を迫られないということもプラスに働いている)。

Amazonによる積極的なKindleの宣伝策も功を奏している。Kindleのブランド認知度は76%で、これはiPadの84%に迫るものだ。またこれは、電子書籍で直接競合するNookの45%を大きく上回っている。そして回答者の28%が1年以内にKindleを買う予定があると言っているが、2009年7月にはわずかに7%だった。

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(翻訳:Nob Takahashi)