本物のブログはGoogleの広告を買わない

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ブログというものは、どんなに規模が大きくても従来のメディアサイトとは少し違う。われわれは記事を書くのも更新するのも早い。記事の加工は少ない。真のニュースをより多く速報し、自らの見解を述べることをはばからない。コメント欄で読者と言い争いになることも多い。そしてわれわれは、そんな読者をたとえそれが厄介な人たちであっても増やすべく、赴くままにイベントに参加し、TwitterやFacebookで話題を提供し、コミュニティーの一部でいることを常としている。

大型ブログがやらないことの一つが、ComScoreの数値を上げるためにトラフィックを買うことだ。これは暗黙のルールである。それはごまかしであり、そこから生まれるトラフィックは長続きせずリピートも殆どない(と少なくともわれわれは思っている)。

だから、姉妹ブログのEngadgetがまさにそれ ― ComScoreランキングを上げるために広告を買う ― をしているのを見るのが悲しい。この1~2ヵ月Googleで、こんな広告をとんでもない回数見てきた。「Engadgetを読んでテック業界の最新ニュースに遅れを取るな」。

大したことではないと思うだろうが、これはひいきの野球選手が、峠を越した後もプレイを続けるために筋肉増強剤を使っているのを知ったようなものなのだ。

ともあれ、トラフィックが増えているというのは良いしらせだ。Comscoreによると昨年夏Engadgetのユニーク訪問者数は大きく落ち込んだ。しかし、この広告キャンペーンが穴を埋めるのに役立っているようだ。それは結構なことだ、なぜならEngadgetの編集部員たちは本来の仕事以上の時間をTechCrunchのコメント欄荒らしに費しているようだから。

Ryan Blockがサイトを運営していた日々が懐しい。彼が去ったほぼ直後から売り込みをするようになり、Engadgetの粗野ながら切れのいい先進性は消え、本物のブログの下手な物真似のようになってしまった。

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(翻訳:Nob Takahashi)