AmazonがKindleによる本の貸し借りサービスLendleを閉め出し

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スタートアップにも、美人薄命はあるようだ。それは、Kindleの’lending’(人に貸す)機能を使って、無料でeブックを交換するサービスだった。しかし今日(米国時間3/21)Amazonは、生後わずか2か月のこのサービスLendleの命を絶った。

今年の初めにAmazonは貸し出し機能をKindleに加え、ユーザが自分のeブックを友だちに14日間貸せるようにした(Barnes and NobleのNookにはこの機能が2009年からある)。一冊の本を貸し出せるのは1回だけで、しかも、’人に貸してもよい’となっている本しか貸せない。でもとにかく、これまで友だちと本の貸し借りをすることが当たり前だった本好きの人にとっては、この機能は朗報だった。

でも、貸す相手が少数の友人だけだと、Kindleの上では多くの本が貸し出されずに死蔵されてしまう。そこに目を付けたのがLendleだ。このサイトの登録会員になると、LendleからユーザのKindleアカウントへのリンクと本のリストが作られ、リストに載っている本を誰もが借りられる。また、自分が読みたいと思っている本を検索できる…するとサービスは、その本が借りられるようになると通知をくれる。通知の画面から直接、その本を14日間借りることができる。

Lendleのツイートによると、同社はAmazonから、サービスを遮断したと告げられた。理由は、”Amazonサイトの製品やサービスの売上を伸ばすという本来の目的に奉仕しないから”だ。本を借りて読む人が増えれば、買う人は減る、という理屈だから、AmazonがLendleを遮断するのは当然かもしれない。でもまたここで思い出すのは、DRMまみれのコンテンツがもたらすフラストレーションだ。10ドル払って小説を買っても、お店で買った物のように、その所有者にはなれないのだ。

Lendleファンは憤慨して、Twitterを怒りのはけ口にしている(Lendleの公式Twitterアカウントはそれらの多くをリツイートしている)。それらのユーザの多くが、Lendleがあるので本を積極的に買うようになったし、またLendleがあるからKindleを買う気になった、と言っている。

Amazonの公式の見解を求めているが、まだ返事はない。

出典: Daring Fireball

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

“AmazonがKindleによる本の貸し借りサービスLendleを閉め出し” への7件のフィードバック

  1. これは便利なサービスだね。
    でも古本屋が嫌われるように、アマゾンにしてみれば早めに目をつんでおいた方がよいだろうってことだろうね。
    でも、これがあるからKindleを購入したという人には・・・
    草の根ネット(クローズドネットや近所の公園や集会所で)で貸し借りが今後流行ってくるかもね?

  2. Jumpei Tanaka より:

    こういう性質のサービスは立ち上げる前にネゴるもんだと思っていたのだけど、違うんだなぁ。。

  3. Jumpei Tanaka より:

    こういう性質のサービスは立ち上げる前にネゴるもんだと思っていたのだけど、違うんだなぁ。。

  4. Jumpei Tanaka より:

    こういう性質のサービスは立ち上げる前にネゴるもんだと思っていたのだけど、違うんだなぁ。。

  5. koyama2316 より:

    自分の領域を守ったのか、それとも首を締める結果になるか。。関係ないけど昔イワン・レンドルってテニスプレーヤーがいたな。。ウィンブルドンじゃ勝てなかったけど。

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