われわれは皆、航空会社やホテルなどのサービス・ポイントを集めるのが好きだ。しかしそれぞれの会社が別々のポイントシステムを持っているので、ポイントを獲得するために別々に手続きをしなければならず、これはけっこう面倒だった。
Topguestの目論見はFoursquareやFacebookのようなソーシャルサービスのチェックイン機能を利用してポイントを獲得する仕組みのシンプル化、統一化を図ることだ。今日、Topguestはチェックインに新たな手段を導入した―Instagramの写真だ。
Instagramとの連携機能は今日公開される予定だが、ユーザーは世界中どこにいても、提携施設の写真を撮ってInstagramに投稿するだけで所定のサービス・ポイントを得ることができる。航空会社、ホテルその他、ポイントを獲得できる施設がすでに世界に1万箇所も用意されている。ユーザーはInstagramのアカウントにTopguesを接続する(これは新しいAPIを通じて行われる)だけでよい。この際、写真に位置情報がタグとして付加される設定になっていることを確認しておくこと。
Topguestのローンチを祝って、Virgin America航空は特別なキャンペーンを展開する。空港ターミナルなどVirgin America関連の施設で撮られ、Instagramにアップロードされた写真で、もっとも多数の「いいね!」を獲得した一枚にElevateプログラム(常連客の優遇サービス)で1000ポイントをプレゼントするというのだ。毎週1名が選ばれる(従来もVirginAmerica関連のスポットを撮影してInstagramに投稿すると25ポイントがプレゼントされていた)。
Topguestについていえば、Instagramとの連携はよいアイディアだと思う。興味深い試みだ。共同ファウンダーのGeoff Lewisは次のように説明する。「これは消費者に何か新しい特別な取引を提案しようとする試みではない。しかしわれわれが企業ユーザーに提供しようとしているのはかなりユニークなサービスだ。消費者が明示的にオプトイン〔同意〕する形で多数の異なるソーシャル・ネットワークから企業の常連顧客であるユーザー情報を収集し、これまで大きな価値を示してきたものの、今ではいささか時代遅れになりかけている常連顧客優遇のためのポイント・プログラムを再活性化しようとするものだ。われわれはこれをまず旅行関係の企業に提供していこうと考えている。位置情報を含めたソーシャル活動を顧客優遇プログラムと有機的に連携させれば、さまざまな新しい可能性が開けてくるはずだ」。
Instagram側からしても写真共有サービスに新しいチャンスをもたらすという点で興味深い試みだ。これまでもInstagramは「われわれの目的は写真を通じてユーザーを現実世界と結びつけるサービスを提供することだ」と述べてきた。Topguestとの提携は間違いなくこの方向に一歩を進めるものだろう。サービスポイントの獲得を目当てに無意味な写真の投稿が増えることを心配する声も出るかもしれない。しかしポイントが付こうが付くまいが、ユーザーはこうした場所で写真を撮るものだ。われわれは空港で飛行機の出発を時間を待ちながら何をするだろう? あたりの写真を撮ってInstagramに「空港なう」などと公開するのではないか? どうせ同じことをするのだから、それでポイントが集められるならけっこうなことだと思う。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)
