Gmail%E3%81%8C%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%81%AE%E5%8F%97%E4%BF%A1%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%81%99%E3%82%8B%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%92%E7%AB%8B%E3%81%A1%E4%B8%8A%E3%81%92

Gmailがユーザの受信トレイから学習する広告システムを立ち上げ

Gmailが新しい、相当強力なものになると思われる、広告システムの準備を進めている。ユーザのメールの習慣からそのユーザの関心を読み取り、その関心に即した広告を表示するのだ。この機能がぼくのGmailのアカウントに最初に現れたのは今日(米国時間3/29)のお昼過ぎで、上の画像のように、それは新しい広告の案内だ。Googleの話では、今はこの案内メッセージの全世界的な展開を進めているそうだ。’Learn More’をクリックすると、詳細情報のあるこのページが現れる。

この、リンク付きの案内メッセージは、数日かけて、全世界のGmailアカウントに行き渡るが、実際に個人化広告が出るようになるのは1か月後ぐらいだそうだ。それが嫌な人は、Gmailの設定パネルでオプトアウトできる(デフォルトではオプトインになる)。

このシステムは、昨年の8月に立ち上がったPriority Inbox(優先トレイ)が使っているのと同じシグナルを利用する。優先トレイは、重要な着信メールを高輝度にする機能だ。それに使われるシグナルは、メールの差出人、既読か未読か、メッセージ中のキーワードなどだ。

たとえば友だちと料理についてメールで会話することの多い人は(それらの着信メールをちゃんと読んでいれば)、料理教室や料理道具(それらを売ってるお店)などの広告を見ることになるだろう。Googleによれば、既存の広告もシステムの改良によって1/3減らすことに成功したが、今度の新しい広告でもその努力を続けたいそうだ。

Gmailの広告は前から、AdSenseと同じような自動化システムを使っている。発信メッセージ中のキーワードを見て、それらと関連する広告をサイドバーに出すのだ。しかしこれからは、Gmailはユーザの習慣を判断するので、読んでいるメールと直接関係のない広告が出ることもありえる。具体的なキーワードとは関係なくても、そのユーザの関心には合っている、というわけだが、はたして。

Gmailがユーザのメールメッセージを読むことには、当然、プライバシーの懸念が伴う。Googleが力説するのは、これまでの広告製品でもそうだったように、人間が読むのではなく自動化システムが読む。それでもプライバシーが気になる人は、広告をoffにできる。Gmailが作った関心プロフィールは、Googleのそのほかの広告製品では使われない。今となっては昔話のようだが、2004年にGmailが初めて広告を導入したときにも、プライバシーをめぐる騒動が持ち上がった。しかしその後、予想どおり、人びとは慣れてしまったが。

ひとつおもしろいのは、今度の広告には”ユーザの地元のお買い得情報やクーポンの提供もある”、とGoogleが明言していることだ。これはGoogleによれば、同社のローカルをめぐる取り組みの一環だと言うが、でもGrouponみたいなお買い得情報がユーザのあらゆるメールに付随するようになると、相当効果は大きいのではないだろうか。

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Tags: ,

広告

blog comments powered by Disqus