これからはGoogle的よりもFacebook的が勝つ–BuzzFeedのJonah Perettiがメディア機能の変化を説く

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インターネットの利用とスピードの発達史(インフォグラフィックがすばらしい)

BuzzFeedHuffington Postの協同ファウンダJonah Perettiが、今日(米国時間3/30)のWeb 2.0 Expoで、何かをヴァイラル(viral, 口コミ的に)に広めるということが、相当誤解されていると述べた(馬の鼻先に人参をつるせ、という話ではない)。まず彼は、ヴァイラルに関する自分の初期の実験と、それらがコンテンツの広まりについて彼に教えたことを話した。

彼の理論では、ユーザが何かリアクション(反発、抵抗、嫌悪、等々、ポジティブなリアクションもある)を起こしたくなるコンテンツほど、ヴァイラルに広まりやすい。この話と関連してPerettiは、GoogleとFacebookでは情報の扱い方が対照的に違う、と言った。Googleは、メディアは情報を見つけるためにある、と考えている。たとえばそれは、”脂っぽい肌をなおすには?”といった質問への答だ。Facebookではメディアは人が自分のフィーリングを表現する方法の一つにすぎず、さらに重要なのが、友だちと一緒に何かをする方法であることだ。“Facebookで人は、自分を定義しているものを共有する”とPerettiは言い、それは脂っぽい肌のようなくだらない、あるいは気持ち悪いものを共有することとは対照的だ、と。

Perettiの話の要点は、下のたった1枚のスライドに示されている。左側には「ヴァイラルな高揚が新たな評価基準だ」とあり、ヴァイラルな高揚(Viral Lift)とは、ユーザの参加性のこと…それもサイトの通常のトラフィックからではなく、StumbleUpon、Facebook、Redditのようなサイトで起きている共有活動から生ずる高揚感、高揚した雰囲気だ。BuzzFeedは、こういうヴァイラルな高揚を念頭において設計され、ユーザのリアクションに焦点をおいたナビゲーションをさせる。そしてコンテンツを、従来のようなニュースのトピックではなく、インターネットがもたらした感情…”LOL”、”omg”、”wtf”、”cute”、”win”、”geeky”などなど…で分類する。スライドの右下は「それへの参加はそれのおすすめ/紹介/言及から生ずる」だ(referral==それを指し示すものの総称)。

またBuzzFeedがすごいのは、記事と広告をCMSの一つのフォーマットで共有することによって、広告もヴァイラルな広まりに向けて最適化されることだ。”Badges”(バッジ)や”Add Yours”(自分も何かを加える)といった機能でユーザは自分のヴァイラルなコンテンツを作り、それにより、読者が単なる読者ではなく参加者になるが、しかし広告も同じ機能を使って参加性/共有性を発揮する。

“ソーシャルなコンテンツは、人びとに関心や理解を持ってもらおうとするのではなく、人びとがリアクションする口実やきっかけになるものとして構想すべきである”。これが、Perettiの言う、ヴァイラルの鍵だ。 “コンテンツは重要だが、もっと重要なのは、友だちと笑いを共有できることだ”。なお、BuzzFeedの3月のユニークビジター数は1100万に達しそうだという。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))