Innovation Awards

スタートアップのアイデアの売り込みが苦手な人, この子たちを見習いなさい

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約80名の起業家志望者たちが、先週、NASAのAMES研究所に集まって、彼らの(自称)画期的な技術製品のアイデアを売り込み、夢の実現のための資金獲得を目指した。でもこれは、最新流行のスタートアップ育成事業への応募集会ではなく、どのチームもシリコンバレーの20代30代の夢想家ではなく、14歳から18歳までの高校生だった。

Conrad Foundation主催の Spirit of Innovation Awards(イノベーション魂賞)を競う高校生チームは、自分たちの製品の事業計画と、技術報告書と、グラフィカルなプレゼンテーションと、そして売り込みトークを作って、審査員たちの前で10分間のプレゼンを行う。そして決勝に残った27のチームが、航空宇宙、クリーンエネルギー、サイバーセキュリティの各部門の賞を競い、優勝者には5000ドルの賞金と、製品の商用開発のための関連サポート、および教育指導が提供される。

本誌はステージ上の売り込みを取材しただけでなく、有望と思われる10のチームに独自にインタビューし、製品のビジョンや、そんなに若いのに意欲的な起業家であるってどんな気分?、なんてことを聞いた。インタビューしたチームの内の3つが上記3部門で優勝した(UnisecurityOuroboros、そしてWest Philly EVXのチーム)が、そのほかのチームも、NASAで過ごした4日間、世界を変えたいという意欲に燃える同世代のおたくたちに囲まれて、貴重な成果を得たはずだ。

Ouroboros(“永続的な栄養システム”、つまり人間の有機廃棄物を作物を育てるコンポスト肥料にする仕組み)からS.A.R.A(性的暴行を防ぐためのモバイルアプリ…警察に通報すると同時にマイクやGPSやビデオで証拠を集める、事前に決めておいた”合い言葉”をしゃべると起動する)に至るまで、どのチームにも高校生とは思えないプロ根性と情熱があふれていて、感動的だった。

しかも、彼らのアイデアはどれ一つとして、必ず失敗するスタートアップアイデアのリストに載っていない。未来は明るいね。

〔訳注: 実際のプレゼンビデオは、各チーム名のリンク先にあります。〕

↑(上のビデオはGreen B.A.C.O.N、自然光を有効利用して照明費の節減を目指す。)

Ouroborosは人間の廃棄物をコンポスト化するシステム。

UniSecurityは老人や心臓に問題を抱える人の心拍数をモニタするスマートフォンアプリ、異状があれば救急サービスなどにすぐ通報する。

Air-Easeが作ったのは太陽熱発電によるファン(扇風機など)…彼らの多くがMontezuma Creekの先住民居留地に住む。

West Philly EVX Teamは、軽量の、市販可能な電気カーを実際に作った。

S.T.A.R.は拡張現実(AR)を利用しためがね〔もしくは双眼鏡〕を作る。

SARAは性的暴行に対処するためのiPhoneアプリ。

R Squaredが作っているのは、(暗くて危険な夜道などで)友だちの車への便乗–safe ride–を頼むためのモバイルアプリケーション。

Lennox Aerospaceは、宇宙飛行士がプライバシーを確保できるための建築構造体を作る。

Kinergyは、人が歩くだけで携帯を充電できる”人力発電充電器”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))