Jumptapレポート:モバイルユーザの58%は「アプリケーション」ではなく「ブラウザ」を利用してコンテンツを閲覧

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スマートフォン用のアプリケーションというのは依然としてその数を増やしつつある。アプリケーションマーケットのほとんども成長を続けている。ただし、モバイル広告のスタートアップであるJumptapによれば、利用者は広告の掲載されるアプリケーションを通してよりも、ウェブブラウザ経由でインターネットを活用することが多いようだ。同社のSTAT(Simple Targeting & Audience Trend)というレポートに掲載されている。そのレポートによれば、アメリカ国内のインターネット利用者のうち58%以上がブラウザ経由でコンテンツを閲覧している。モバイルアプリケーション経由でコンテンツ閲覧を行っているのは42%に過ぎないのだという。

レポート中、どうしてこのような差が出ているかの分析はなされていない。想像するに、単にアプリケーションの数よりもウェブページの数の方が多いからということも一因ではなかろうか。また、利用コンテンツに応じてアプリケーションを切り替えるというやり方が、あまり良いエクスペリエンスを提供できていないということもあるのだろう。ブラウザを使う場合には新しいページないしタブを開くだけで別コンテンツの閲覧が行える。

さらに、多くのメジャーインターネットサービス(Gmail、Bing、Google検索等)が、アプリケーション経由よりもむしろブラウザ経由での方がより良い操作性を提供しているということもあるものと思われる。

最近新たな資金を獲得したJumptapは、本レポートの公開にあたって、同社のモバイル広告ネットワークにアクセスした8300万のユニークユーザからの100億件にのぼるアクセスデータを分析している。さらにコンテンツ消費の動向のみならず、モバイル広告に対する反応状況についての調査も行なっている。その調査によると、広告に対する反応率(エンゲージメント傾向)は年齢と収入の影響を受けているのだとのことだ。

たとえば40代以上の人と若者を比較すると、年配者の方が5倍程度も多く広告に反応しているのだそうだ。また、年収$50K以上の人とさほど稼いでいない人を比較した場合、前者が倍程度の反応率を示してもいるらしい。

モバイルプラットフォームの利用状況についても調査を行なっている。Jumptapネットワーク内の広告リクエスト数で見るとAndroidからのものが最も多くなっている(39.1%)。ただしiOSおよびRIMもさほど引き離されているわけではなく、それぞれ29.8%と24.8%となっている。

ちなみに広告反応率が最も高いのはAppleのiOSで、これまで同様首位の座を維持している。

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(翻訳:Maeda, H)