Apple、音楽ストリーミング特許でライバルに差を付ける

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ストリーミングメディアは未来だ。もしあなたがNetflixやRdio、Grooveshark等の人気音楽サービスを使ったことがあれば、知っているはずだ。Appleもこのゲームに参加すると言われているが、最近発表された2009年の特許申請によると、iTunesのストリーミングはライバルたちとは一味違うものになるらしい。

私はRdioが大好きだが、再生ボタンを押せばいつでもすぐに曲が始まることとは保証できない。私のDroid Xがストリーミングに十分なVerizon帯域を奪い合う戦いがそこにはある。青い小さなバーが伸びてスムーズな再生に十分なバッファーが出来たことを示すと、曲がスタートする。Appleはこの部分で一歩進んだものを提供する。

この特許には、クラウド音楽サービスでメディアの一部をローカルに持つ方法が示されている。こうすることでプレイボタンを押せばすぐに、デバイス上でローカルに置かれたごくわずかなメディアを使って、音楽であれ本であれ映画であれ再生が始まり、その間に残りをクラウドから取ってくる。Appleはこれを「ユーザーからはシームレスで目に見えない」としているが、もし記載通りに動作するなら、その通りだろう。同特許にはさらに、メディアファイル全体を通じて、いくつかの部分をローカルに保存するしくみが書かれているが、これはストリームのバッファー用というよりも作り付けのセキュリティー機能だと考えられる。

申請書類の図によると、これはオプション機能となるようで、「曲の一部を同期する」というチェックボックスがあり、最低接続速度は3Gという注意書きがある。この機能が使えるのはその曲がユーザーのiTunesライブラリーに入っている場合だけで、RdioやSpotifyのようなオンデマンドのストリーミングでは無効だろう ― ただし、おそらく一度でもオンデマンドで再生すれば曲の一部は永続的にキャッシュされるだろう。

なお、これは2009年の特許にすぎないので、Appleが繰り出してくるであろうクラウド音楽サービスの実体は違っているかもしれないが、Appleがここで述べている通り、ユーザーからはシームレスで目に見えない(そして、Jobs社が可能な限り厳重に管理できる)ものになることは間違いないだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)