HTML5モバイルゲームツールのappMobiがCANVASの高速テクノロジを発表, ソーシャルホスティングTapJSも買収

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HTML5を使ったモバイルゲームを普及させたいと願うappMobiは、そのためのツールを提供している。それらのツールを使って作られた、HTML5とJavaScripによるモバイルアプリケーションは、プラットホームやブラウザの違いを超えて、どこでもスムースに動くのだ。

もちろん、これからの開発ベースの主流はHTML5だ、と声高に語る人は多い。どのモバイルプラットホームにもネイティブアプリの体験がもたらされ、アプリケーション開発に伴う反復的な作業の一部からデベロッパは解放される。でも、このような発言は、陸上競技なら相当なフライングだ。重要な技術進歩と言えるHTML5は、まだ策定途上だから。

しかし今日(米国時間6/7)appMobiは、DirectCanvasと呼ばれる新しいテクノロジを発表した。モバイルゲームでは、HTML5のグラフィクスのレンダリングが遅くなりがちだが、このテクノロジは描画スピードを5倍速くする。DirectCanvasはHTML5のCANVAS成分を加速し、モバイルゲームにおけるグラフィクスとアニメーションを、よりなめらかにする。つまり、速くなり、グリッチが少なくなる。今は、HTML5による複雑なゲームを作ろうとすると、あの製品では無理か…、といったことをいちいち気にしなければならないが、appMobiの期待では、このテクノロジを利用することにより、今後はどのスタジオでも、非常に多様なモバイルゲームを作れるようになる。

appMobiは今日のE3で、ゲームホスティングプラットホームTapJSの買収も発表した。このホスティングにはコミュニティ機能があって、ゲームにプレーヤーのアカウントや、サーバサイドのデータストレージ、リーダーボード(上位得点者表)、バッジ、Facebookなどを、シンプルなJavaScript APIで組み込むことができる。appMobiによれば、TapJSを買収したことによって同社のツールを利用するスタートアップも、ゲームにさまざまなコミュニティ機能や参加的機能を含めることができる。つまり、ゲームをソーシャルなゲームにできるのだ。

appMobiが主張する、新しいテクノロジによるHTML5の描画のスピードアップについては、下のビデオを見ていただきたい。このテクノロジはなかなか良いと思うが、問題は今後、DirectCanvasという、ある意味特殊な技術が、多くのデベロッパたちにどれだけ普及するかだ。できるだけ、一般的で誰もが使う技術として普及してほしいね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))