ICANN、トップレベルドメインに企業名、都市名など認めると採決。申請は2012年1月12日より

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ICANNの委員会で、新たなgTLDが認められることとなった。3年前に発案されたものだ。今回の拡張により、TLD(Top Level Domains)に企業名、組織名、そして都市名などをドメインエクステンションに利用出来るようになる。たとえば.ADIDAS、.HOTEL、.BRUSSELS、.FACEBOOKなどといったものが登場してくることになろう。

新たなgTLDの申し込みは2012年1月12日から受けとけとなり、同年4月12日に締切りとなる。

そして現在提示されているロードマップによれば、運用開始は2013年後半からということになっている。

この案はシンガポールで行われている国際会議の初日に採決が行われ、賛成が13票、反対は1票、棄権2票という投票結果だった。ちなみにICANNは今年初め、ICM Registryとの合意で、アダルトサイト用に.XXXをトップレベルドメイン名として認めることなどを決めている。

現在のところgTLDには.com、.org、および.netなどの22種類がある。

ICANNによれば、新たに生まれてくるgTLDによって、インターネット上での情報検索やオンラインビジネスの構造やプレゼンテーション技法に新たな流れが生まれてくるだろうとしている。

リリース文書には「インターネット上のアドレス名には、ほとんどの言語によるいろいろな言葉を利用することができるようになります。世界中のさまざまな組織にブランド、製品、コミュニティプロモーションの機会を与え、新たなイノベーションが生まれる土台となり得ると考えています」と記されている。

尚、新たなドメイン名として申請するには「公開非公開を問わず実績のある組織」であることが必要となる。また、独自名を登録するにはかなりの金額がかかる。185,000ドルという額を聞いて「安い」と思う人は少ないに違いない。ただ、その金額であっても多くの注目を集めるだろうと見込まれている。

申し込みに最しては、登録しようとする名前の正当な所有者であることを証明する書類も必要となる。ICANNは数百名からなるコンサルタント集団を雇い、正当性判断の業務を行わせることにしているようだ。また、名前を登録した組織はサイバースクワッティング(Cybersquatting)を防ぐため、サイトをきちんと運用することが求められる。

参考記事(英文):ICANN Moves Ahead With Non-Latin Web Addresses (Video)

(Image above via the ICANN website)

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(翻訳:Maeda, H)