Google、 +1ボタン(その他すべてのソーシャルボタン)の効果を測定するサービスを開始

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去る3月、Googleは+1ボタンを公式にローンチした。Googleの検索結果の横にあるこのボタンが押されると、ユーザーの投票として検索アルゴリズムに取り込まれ、表示順位が上昇するという触れ込みだった。2ヶ月後の6月1日、Googleは今度は+1機能をウェブサイト内に設置できるボタンの提供を開始した。機能としてはFacebookの「いいね!」やTwitterのツイートボタンと同種のウィジェットだ。

しかし、その、何というべきか、それで実際どういうメリットがあるのかは今だに少々曖昧なままだ。大勢の人々がボタンをクリックしているのは間違いない。しかしそれが検索結果にどれだけ好影響を及ぼしたのかがはっきりしない。事情はウィジェットを設置しているサイト運営者にとっとも同様だ。

今日(米国時間6/29)、この点に動きがあった。Googleは先ほど、「 +1に関連するデータをWebmasterツールに提供し、サイト運営者が+1による効果を正確に知ることができるようにする」と発表した。各ページの+1ウィジェットが合計で何回クリックされたか、またそれによってクリックスルー率がどれほど変化したかが示されるという。

Googleはさらにとっておきの策を用意していた。Webmasterツールを通じて、+1だけでなく、そのページにインストールされた他のすべてのソーシャル・ウィジェット(Facebookの「いいね!」ボタンなど)の効果も同時に測定するというのだ。

Googleによれば、新しいソーシャル・ウィジェット分析ツールの詳細は次のとおりだ。

  • ソーシャル・ユーザー・レポート: +1ボタンその他のウィジェットに関連するサイト内でのユーザーの振る舞いを分析する。例えば、+1ボタンをクリックしたユーザーが、クリックしないユーザーよりも平均して長い時間、そのページ内に滞留しているかどうかなどが判明する。
  • ソーシャル活動レポート:運営者のサイトにおけるソーシャル活動(+1のクリック、Tweetsボタンからのツイート等)をモニタし、一覧表示する。
  • ソーシャル・ページ・レポート:運営者のページごとのソーシャル活動を一覧して比較する。

一方、一般ユーザーにとって+1ボタンの価値は、単に検索精度の改善ということではなく、昨日新たに発表された野心的なソーシャル・プラットフォーム、Google+との統合によってもたらされるのではないだろうか? もちろんこれは大勢の人々がGoogle+を頻繁に使うようになることが前提ではあるが(私自身は今のところ大いに気に入って利用している)。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01