[jp]ソーシャルゲームのSynphonieの代表取締役に元ザッパラスの杉山全功氏が就任

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ここ最近はさほどソーシャルゲームのスタートアップについて騒がれることがなくなってしまったが、盛下がっているわけではない。ただ、企業に勝敗や優劣がついてきていることは間違いないだろう。そういう意味で、「僕のレストラン2」や「ガルコレ」といったゲームでヒットを飛ばすスタートアップのSynphonieはソーシャルゲームを手がける企業の中では勝ち組側にいるのかもしれない。

このSynphonieにケータイコンテンツ事業のザッパラスの代表取締役会長だった杉山全功氏と同じく取締役だった松本浩介氏が経営陣として加わることになった。杉山氏はSynphonieの代表取締役社長となり、現在、代表取締役を務める創業者の安徳孝坪氏は公文善之氏はそれぞれ代表権のない取締役となる。

杉山氏は2004年にザッパラスの代表取締役社長に就任し、翌年には同社を東証マザーズに上場させ、ケータイ向け占いコンテンツの企業として大きく成長させているが、昨年7月に松本氏を含めてザッパラスの取締役を退任をしている。

一方のSynphonieはヤフーにいた安徳氏と公文氏が2009年6月に立ち上げたスタートアップだ。そもそもはモバイルサービスを手がける企業として立ち上げられた企業で、ソーシャルゲームを手がける予定ではなかったが、おりしもミクシィのオープン化がありソーシャルゲームに参入することになる。最初に投入した「ぼくのレストラン」はヒットをするが、その後の成功に恵まれなかった。しかし、ここ最近になって僕のレストラン2、ガルコレがヒットをすることで再び注目されている。

ベテランの経営陣が加わることで、安徳氏と公文氏はサービスの開発に注力することになる。

新体制で短期的にはこれまでと同様にフィーチャーフォンとスマートフォンのソーシャルゲームを手がけていくが、ノウハウの蓄積によって新たなソーシャルサービスやスマートフォンのビジネスにも参入することになるのだろう。海外進出もGREEやmobageといったプラットフォームとともに行いたいとしている。

杉山氏によれば、ザッパラス時代に手がけた占いコンテンツは占いというコンテンツを提供するだけでなく、占いによってユーザーに聞ける質問があり(たとえば金運占いで現在の年収を聞くなど)、そういうデータの蓄積によってマーケティングのビジネスを確立していったのだという。ソーシャルゲームの世界もデータの蓄積なので、そこから新たなビジネスを作り出すこともできるかもしれないとしている。

いずれにせよ、ソーシャルゲームの世界も経験を積んだ経営者なり、大きな資本を注入したりといった局面が必要になっているのだろう。なお、新経営陣はSynphonieの既存株主(大株主のKii(旧社名シンクロア))より株を買受けている。筆頭株主は変わらずKiiということだ。

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