ビル・ゲイツの財団が世界のトイレの改善に4200万ドルを拠出

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“簡単に言えば、トイレを再発明する必要があるのよ”、Bill & Melinda Gates FoundationのGlobal Development Programの理事長Sylvia Mathews Burwellは、こう言い切った。そのときの彼女は、ルワンダの首都キガリで行われていたAfricaSan Conferenceの壇上から、トイレを再発明する必要性を、寄付者たち、各国政府、民間部門、そしてNGOたちに訴えていた。

考え方そのものは、立派だ。途上国の人びとの大多数が、水洗トイレを使えない。Burwellが指摘するように、過去200年のイノベーションの中で、水洗トイレほど大量の人命を救い、人びとの健康を改善したものはない。しかしその排泄革命は、まだ世界の総人口の1/3にしか到達していない。Bill & Melinda Gates Foundationは、この革命の火を再び燃え上がらせ、地球上の大量の人びとの生活を改善したいと願っている。

財団はこのプロジェクトに4200万ドルを拠出する。目的は、排泄物の捕捉と保管を改善し、それらをエネルギー源や肥料、水資源などとして有効利用することだ。この新たな拠出金によるトイレ改善プロジェクトは、同財団の、すでに2億6500万ドルを投じているWater, Sanitation & Hygieneプロジェクトのサブプロジェクトとなる。

ただし、その実施面は容易ではない。適切なトイレを使っていない人たちは26億人以上いるが、もっと重要なのは…トイレという道具の問題よりも…、正しい排泄物処理のためのインフラの構築だ。長持ちのする衛生的なトイレが普及しても、排泄物が水路に垂れ流しではなんにもならない。最終目標は、排泄物そのものの衛生的な処理や、資源としての有効利用だ。

ゲイツの財団のこのプロジェクトは国連の2015 Millennium Development Goalsに参画するが、国連のこの目標では、衛生的な生活環境のない世界人口を半分に減らすというものだ。しかし、World Health Organization(世界保健機関)によれば、正しい衛生とは保健医療だけの問題ではない。国や地域の生産性を増し、保健医療のコストを下げることができれば、1ドルの投資が9ドルの波及効果を生むと。

そこで、本誌のようなテク系ブログとその読者として考えたいのは、水洗トイレよりもさらにモアベターな、衛生的トイレとは、何だろう?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))