ウェブブラウザは今やオープンソースが過半数―WebKitベース、依然増加中

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月が変わって、新しい統計が入ってきた。ウェブブラウザの世界では、特に興味を引く数字が2つあった。一つはオープンソースのウェブブラウザがシェアの過半数を占めるようになったことだ。もう一つは、WebKitベースのブラウザのシェアの合計がFirefoxを追い越した。これによってWebkitブラウザはシェアが2位となった。

今朝、StatCounterの7月の統計でFirefoxとChromeの合計が50%を超えたことに最初に気づいたのはGoogleのPeter Beverlooだった。細かい数字をあげると、Firefoxのシェアは27.95%、Chromeが22.14%で、合計では50.09となる。これはIEの42.45%を余裕で超えている。

Beverlooは今朝「StatCounterによれば、オープンソースのブラウザが過半数のシェアを得た」とも書いている。厳密にいえば、これは正しくない。オープンソースなのはChromiumで、Chrome自身はオープンソースではないからだ。しかしその程度のことには目をつぶろう。ともかくも、驚くべき変化が起きたことだけは間違いない。 2006年の後半になってさえ、IEは90%以上のシェアを握っていたのだ。

StatCounterの統計からまた別の事実も読み取れる。Chromeの成長がきわめて急激で、このまま行けばFirefoxを数ヶ月で追い越しそうだ。上に挙げた数字ではまだFirefoxが6%上回っているが、Chromeの成長が続いているのに対してFirefoxのシェアはこの1年、減少している。このトレンドが今後も続くなら、Chromeは今年中にFirefox を追い越すはずだ。

もちろんStatscounter以外にも多数の統計が発表されている。7月の統計中でもう一つ注目されるのは、 WebKitベースのブラウザの動向だ。今朝、AppleInsiderが指摘しているが、WebkitブラウザのシェアはIEに次いで2位となったという。

NetMarketShareが発表した数字によれば、Chromeは13.49%、Safariが8.10%、WebKitベースのブラウザのシェア合計は21.59%となり、Firefoxの21.47%をわずかに抜いた。percent. IE still has 52.71

調査会社によって数字が少しずつ違う理由は何だろう? 理由の一つは、NetMarketShareの統計がすべてのプラットフォームのすべてブラウザを対象としているのに対して、StatCounterの統計はコンピュータ向けブラウザだけを対象にしているからだ。つまりモバイル・ブラウザは含まれていない。そのためSafariのシェアがNetMarketShareの統計で高くなっている理由だ(StatCounterではSafariのシェアは5.17となっている。それでもこれまでの新記録だ)。

調査方法が異なることも両者が異なる原因となっている。しかし、両者の統計の示す傾向ははっきり一致している。IE は引き続き減少。Firefoxも不振。Safariは引き続き微増。Chromeは一人急上昇を続けている。つまり、オープンソースのブラウザ(Chrome + Firefox)とWebKitベースのブラウザ(Chrome + Safari)が勝っているということだ。

ちなみに、TechCrunchの読者について調べたところでも、ほぼ同様の傾向が現れた。しばらく前からChromeとSafariが伸びており、FirefoxとIEが減少している。ただしTechCrunchの訪問者に関してはChromeがすでにトップの地位を占めている(それもかなり前からだ)。しかも長年1位だったFirefoxに10%近い差をつけている。7月のTechCrunch読者では、Chromeが32.64%、Firefoxが23.59%だった。


Peter Beverloo

According to StatCounter, open-source browsers now serve the majority of the Web! goo.gl/DPcBq #Firefox #Chrome

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+