日本人起業家のAppGrooves、Hot Or Notタイプのクールなアプリ推薦エンジンをApp Storeにリリース

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モバイル・アプリが増えれば増えるほど、ユーザーが自分にとって適切なアプリを見つけ出すのは難しくなる。たとえばAppleは最近、App Storeに42万5000のアプリが登録されていると発表した。プラットフォームの運営者もランキングや推薦を行っているが、多くの場合、それだけでは不十分だ。今日v2.0がリリースされたAppGrooves [無料。iTunesリンク] はこの問題の解決を試みるアプリだ。

もちろんアプリの推薦エンジンはChompFrenzappなどすでにいくつか出ているが、AppGroovesのアプローチは、独自に開発された推薦アルゴリズムとHot or notタイプのユーザーによる投票を組み合わせるというユニークなものだ。こうして推薦をソーシャル化することによって、それぞれのユーザーに向いた隠れたクールなアプリを探し出そうというわけだ。

まず最初にAppGroovesはユーザーがデバイス上にインストールしているアプリを調べる。続いて、新しいアプリを推薦するためにユーザーに対し「2つのアプリのうちどちらが好きか?」という一連の質問をする。この質問で比較される2つのアプリの組は、ユーザーがすでにインストールしているアプリの情報を元に生成される。簡単にいえば、Hot Or Notタイプの比較だ(例:InstagramとCamera+ ではどちらが好きですか?)。

面白いのは、AppGroovesでは、単に自分の選択を投票できるだけでなく、Facebookの友だちに同じ質問をすることができる点だ。ユーザーは自分の選択を友だちと共有することができるだけでなく、Facebookの友だちに「この場合、あなたならどちらを選びますか?」と質問できるわけだ。AppGroovesはこのアプリを利用している友だちの投票結果を収集、蓄積して、やがて一種のクラウドソースによる推薦も行う。(ユーザーはこのソーシャル推薦機能を好みの時点でオンにできる)。もちろんそーApp Groovesには通常の検索機能もあり、ユーザーの類似や説明の類似によってアプリを検索することが可能だ。

AppGroovesは500 Startupsが主催した2011夏のアクセラレータ・プログラムでデビューした会社の一つだ。共同ファウンダーの柴田尚樹博士は日本人で、東京大学助教、楽天日本最大のeコマース企業)の執行役員という地位を捨ててシリコンバレーに移住してきた。

柴田博士の目標はスタート当初からグローバルな企業を創立することだった。その目標は達成されつつあるといってよいだろう。AppGrooves は500 Startups、Richard Chen(AngelPadの創立パートナー)、梅田望夫(MUSE Associates社長)氏、 小沢隆生氏、宮澤弦氏(この2人は日本における著名なエンジェル投資家)など日米の有力投資家から最近$、360,000のエンジェル資金の調達に成功している。 

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+