DuoDater

デートサービスの“気まずさ"や“危険性"をダブルデートで解消するDuoDater

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先月、Nick Paumgartenが、The New Yorker誌に書いた長い記事で、オンラインのデートサービスの勃興と、それがWebの文化に与える影響を詳細に論じた。Paumgartenの記事でとりわけ目立つのは、この業界に関する斬新な数値的分析で、たとえば、有料のデートサービスは全体で10億ドルの産業になっている、”最近の初婚の6件に1件はインターネットのデートサイトでの出会いの結果である”、オンラインデートサービスは今では人びとが出会うための3番目に一般的な方法である、といった事実を挙げている。

交際相手を求めるためにオンラインのプラットホームを使うことは、最初は恥ずかしい/かっこわるいことと思われていたが、今ではそれはない。しかしいまだに、いくつかのあつれきは存在している。オンラインからオフラインに移るときの、きまり悪さ/ぎごちなさ、変態人間に出会う危険性、アルゴリズムに頼って相手を見つけること、などなど。しかも皮肉なことに、オンラインデートサイトは、ソーシャルなサービスでありながら、ユーザを新しい人びとに結びつけるときには、それが、彼等の現実の社会生活から切り離された営みになりがちである。

Michael ParikhとAndrew Flachnerは、新しいデートサイトDuoDaterの協同ファウンダとして、オンラインデートの現在のやり方には依然としてきわめて根本的な問題が存在することを、認めている(いや、オンラインにかぎらず、そもそもデートというものには…)。オンラインのデートでは、まずプロフィールが難しい。そのサイトが、アルゴリズムに基づいて/基づかないで、自分の本当のベストマッチを見つけてくれるためには、プロフィールに自分について何をどう書けばよいのか。そのいちばん肝心なことが、まず分からない。しかも、見知らぬ人宛のメッセージを書くこと自体が、ストレスになる。さらに、まだ相手の人物がよく分からない状態で一対一で会うことは、気まずいだけでなく、ときには危険でもある。

そこで、このサンフランシスコのスタートアップは、現在の一般的なデートサイトにくらべてよりソーシャルで、しかも、あまりびびらずにすむようなプラットホームを提供する。それは、「ダブルデート」だ。DuoDaterは、交際相手を求めている20代〜30代の男性と女性を対象とするが、そこに”副操縦士”を介在させる。Parikhらは、デート時にそばに友だちがいてもよい、とすることによって、対話がより自然になり、(願わくば)あまり気まずくならずにおつきあいを開始できる、と考えている。

DuoDaterは、プロフィールを従来のデートサイトよりも簡単に作れるようにしている。このサイトが提供するプロフィール、”Duo Profiles”は、ユーザが自分に関する短い文章を書くだけで、むしろ重点は、そのあとデートの相手と一緒に作っていく”共同制作”のプロフィールに置かれている。Flachnerによると、DuoDaterのユーザたちは、このやり方のほうが問題が少なく、デートのためのプロフィールの作り方としてより楽しいと感じている。

また、従来の単独デートに比べて、より高いレベルの説明責任が提供される、とファウンダたちは考えている。友だちが介在すると、写真のアングルに凝りすぎたり、誇張された、あるいはロマンチックな文章を書くことが、なくなるからだ。

DuoDaterには、”特別企画デート(featured date)”という人工的なコーナーがあり、そこで新規ユーザは、このサイトの方式を気楽に”味見”することができる。

ファウンダたちに、集団デートは考えなかったのか、と尋ねると、彼等は、事前の市場調査や聞き取りなどによると、ユーザは集団デートよりもダブルデートを好んでいる、なぜなら、気楽でソーシャルな集まりよりも、そのほうが一定の親密感を形成でき、本物のデートに近い経験を得られるからだ、と答えた。

たしかに、成功している集団デートのサイトがいくつかあるが、グループのプロフィールは個人々々に焦点がないし、また、集団のためのイベントは、みんなもよく知ってるように、けっこう運営が面倒である、と彼等は答えた。

デートサービスは、Match.com、eHarmony、PlentyOfFish、OK Cupidといった既存の大手がいくつかあり、彼等がダブルデートの有効性に目を付けたら、新参のスタートアップはやばいのではないか? しかしFlachnerによると、うちはアルゴリズム依存の非人間的なサイトと違って、ダブルデートらしいカジュアルな雰囲気の醸成と維持に努めているから、むしろ、大手に飽き足らないユーザの移行が期待できる、と言う。

DuoDaterはたしかに、デートサービスとしては新機軸だし、ダブルデートはこれまで大手が目を付けなかったのが不思議なぐらいだ。しかしダブルデートは料金制(有料化)が難しいので、これまでどこも手出しをしなかったのが当然でもある。料金制に依存しない収益化プランは、なかなか難しいのだ。

DuoDaterも現状は無料で、自己資金だけでやっている。現在は、このモデルの有効性を検証するためのベータテスト中だ。将来的には有料制も考えているが、何を有料とするのか…”ダブル”の複数化、画像を多くできる、など…が固まっていない。レストランやコンサートなどのビジネスと提携してダブルデートを展開し、それらのスポンサー収入を収益源とする方法も、ありえるだろう。

ダブルデートのベータテスターになってみたい人は、DuoDater.comへ行ってコード”TECHCRUNCH”を入力してほしい。

そして、あなたの感想を聞かせてほしい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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