YouTubeのビデオダウンロードサービス, 日本のTubeFireが世界のレコード会社から訴訟

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【抄訳】
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レコード業界は、こと訴訟となると、あまり尊敬に値する歴史を有していない。些細な海賊行為に対して何百万ドルも請求したり、もっと本格的なのには(可能性として)数兆ドルを要求することもある。彼らは、完全に現実離れした自分たちの姿を見せつけているだけでなく、自分たちの訴訟の実際の効果に対し、まったく注意を払わない。だから彼らがまたまた、新たな風車を攻撃しても、意外ではない。

今日のターゲットは、TubeFireだ。この特定のサイトをご存じない方も、これと同種のサービスやツールは、きっとどれかをご存じだろう。YouTubeのビデオを、オフラインで見やすい形式に変換してダウンロードさせてくれるのだ(FLVファイルは扱いにくい)。ユーザがビデオのURLを教えると、しばらくしてそれを、MP4などのフォーマットでダウンロードできるようになる。こうやって、無料のコンテンツを別の容器に入れることは、レコード業界にとって重大な脅威だから、なんとしても止めさせなければならない。そこで世界の大手レコード会社25社が、共同で同社を訴えた。

訴状の審査中はTubeFireのサービスは一時的に停止される(今は、おわびの文と簡単な説明があるだけだ)。正直に言って、この告訴は正当だろう。技術的には、TubeFireは著作権のある素材を改変して再配布していた…少なくとも表面的にはそう見える。このサイトを保有しているのは日本のメディア企業MusicGateで、訴状は東京地方裁判所に提出された。コンテンツ保護のための国際法が、その条項の該当範囲を超えて適用されようとしているのだが、しかしコンテンツプロバイダたちの国際的コンソーシアムは、訴訟の結果よりも、訴訟したことの効果に期待しているのかもしれない。

〔TubeFireの現ホームページの内容(2011/8/27)〕:

TUBEFIREはこれまで、著作権を侵害することがないように最善の注意をして運営してまいりました。しかしながら、すでに新聞報道などでご承知のとおり、TUBEFIREのサービスが著作権を侵害しているとの訴えが東京地方裁判に提出されました。現時点では訴状が届いていないため、提訴理由や原告の主張の詳細は不明ですが、理由の如何を問わず、TUBEFIREのサービスでの著作権上の問題点を指摘されたことを真摯に受け止めるとともに、問題の拡大を完全に防止するため、2011年8月23日から裁判終結までの期間、TUBEFIREおよび関連のサービスを停止することに致しました。 ご利用者の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご了承とご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

【後略】
〔以下、えんえんと筆者(Coldewey)の…よくある平凡な…意見感想文なので省略します。〕

[出典: TorrentFreak]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))