14年前のジョブズの決定的瞬間―「集中とはノーということだ」(ビデオ)

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現在のような賞賛が寄せられる以前、iPod以前、 iPhone以前、iPad以前、世界で一ニを争う巨大企業になる以前、スティーブ・ジョブズが1997年に復帰したときのAppleは最低の沈滞状態にあった。株価は4ドルを割っていた。関係者の多くはAppleはもうダメだと諦めていた。

しかしジョブズは違った。

ジョブズの逝去を期に、彼が1997年のAppleのデベロッパー・カンファレンスで語った言葉をもう一度見てみよう。このときジョブズは聴衆からの質問に1時間にわたって答えていた。

このQ&Aセッションで、ジョブズはあの有名な言葉を語った。 「集中するとはノーということだ。集中すれば部分の総和を超えた真にすばらしい製品が生まれるのだ」(上のビデオ参照)。ジョブズの偉大な能力の一つは編集の才能だった。ある製品に何が含まれるべきでないかを見分けて切り捨てる力だ。この能力のおかげでAppleは「各自がてんでんばらばらに18の方向に向かって同時に駈け出している」状態から救い出された。そして数少ない、しかし他の会社が決して真似のできない優れた製品が生み出された。

Appleが最低の状態に落ち込んでいたときもジョブズは決して諦めなかった。彼はただ一人でAppleを守るために立ち上がった。彼はAppleを再建するためには何をしなければならないか正確に知っていた。「当時のAppleは敗者だった。彼は誠実だった。遠大なビジョンを掲げ、それを実現した」とFounder InstituteのAdeo Ressiは回想する。「1997年のデベロッパー・カンファレンスがジョブズとAppleにとって決定的な転回の瞬間だった」と私の知る優れた人々は異口同音に断言する。Q&Aセッション全体のビデオも下にエンベッドした。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+

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