iOS執事のAlfred、レストランのおすすめは偶然から

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7月に私は、Alfredという、ちょっと気の利いたiPhoneアプリについて書いた。それはYelpとPandoraが合体したようなもので、どんなレストランが好きかを伝えると、ぴったりの店をおすすめすようと試みる。

Alfredの開発元であるClever Senseは今日(米国時間10/11)、初期の統計データを公開した ― 結果は上々のようだ。これまでの3ヵ月間たらずで同アプリは、700万件のおすすめをユーザーに提供した。そしてユーザーはアプリ内で200万箇所に「いいね!」をつけた(Pandora風のサムアップ・ダウンをつけてアプリをさらに仕込むことができる)。おすすめは当たっていたようだ。アプリはiTunesで550人の評価を受け、平均の星は4つだ。

しかし、最も重要なデータはユーザーが実際どのようにアプリを使っているかに関するものだ。具体的には、Alfredに送られるリクエストの94%は「セレンディピティー」[偶然の巡り合わせ]によるもので、明確な検索はわずか6%だった。

これは何を意味しているのか。Alfredをライバル(例えばYelp)と差別化している一つの重要な特徴に、ユーザーの入力を殆ど必要としないことに焦点を絞っていることが上げられる。アプリに自分の好みを伝える初期トレーニングセンションが終わると、Alfredはコーヒー、ランチ、お酒等何であれ、ユーザーがアプリを開いた時に探していると信じるベストの店を推薦する(現在の時刻等にも注目しながら最初の予想を立てる)。1度か2度のタップですぐにおすすめが見つかることも多い ― しかもユーザー毎に「好物プロフィール」が作られるため、時間とともにおすすめが改善されていくはずだ。

こうした数回タップするだけのリクエストのことを、Alfredはセレンディピティーと呼んでいるのだが、その人気の高さは、人ができる限り手入力を避けたいことをよく表している(これはSiriにとっても良い兆候で、あちらもユーザーのタイピングを減らす)。

成長の記念として、Clever Senceはいくつかの統計データを見せるインフォグラフィックを作った。サンフランシスコとニューユークの利用密度がわかるものもある。下の画像をクリックすると、全部のインフォグラフィックが見られる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

“iOS執事のAlfred、レストランのおすすめは偶然から” への3件のフィードバック

  1. Hiroshi Quno より:

    これって使用初期段階でオススメ出す時はどういったロジックに基づいているのだろ?

  2. 匿名 より:

    送られるリクエストの94%は「セレンディピティー」[偶然の巡り合わせ]によるもので、明確な検索はわずか6%。 お店探すのもそうだけど、他の事でもこれに適合することってあるよな。

  3. taka より:

    業種は全く違うけど、楽天の検索みたいに、
    商品名をフルで入れてるのに、関係ない商品がゴロゴロと表示され、
    お目当てのページに移るまでに何度もクリックする必要があるのとは大違いかも。

    アルゴリズムを精錬させたり、プログラムを改良して面倒を減らす努力をせず、
    他社と横並びで、とりあえずCM流して名前売ればそれで良いっていう考えじゃ、
    たとえ社内公用語を英語にしてグローバル化の名の下に世界に進出しても、
    とても太刀打ちできない気がする。

    流行とかブームに踊らされることより、利用者本位を追及する企業って、日本に何社あるんだろう。

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