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Dropbox、2009年にジョブズの「千万ドル単位」の買収提案を蹴っていた

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われわれも報じたとおり、Dropboxが$250M(2億5000万ドル)のベンチャー資金を調達したことに関連して、Forbesが実に興味ふかい話を報じている。

共同ファウンダーのArash Ferdowsirew Houstonは2009年にAppleからの「9桁(千万ドル単位)」の買収提案を断っていたというのだ。当時、Dropboxは創立後わずか2年に過ぎなかった。

Appleのカリスマ的ファウンダーでCEOの故スティーブ・ジョブズ自身が最初の(そして最後の)提案を行ったという。Dropboxのファウンダーに対しジョブズは「Appleに会社を売るべきだ。Appleが近くこの分野に参入する(iCloud)のでDropboxのような競合サービスは叩き潰される」と説得を試みたという。ForbesのVictoria Barretによるカバーストーリーにはこうある。

2009年の12月、ジョブズはDrew Houston(ちなみに発音はニューヨークの通りの名前、ハウストンと同じで、テキサスの都市、ヒューストンではない)とArash Ferdowsiをクパチーノの本社に招いた。28歳になるHoustonは「スティーブ・ジョブズ御大、その人だったよ。こちらは準備も何もあったものじゃなかった」と回想する。Houston がノートパソコンを開いてデモを始めようとすると、黒いタートルネックにジーンズというトレードマーク姿のジョブズは軽く手を振って止めさせた。「きみらが何をしているかは承知している」。

Houstonが創立したDropboxというサービスは、今や5000万人のユーザーを擁し、毎秒1人ずつ新規加入者を増やし続けている。ジョブズは独特の予知能力で当時よちよち歩きにすぎなかったスタートアップがAppleの将来戦略に重要な意味を持つことを覚っていた。Houstonはジョブズの提案を途中で遮った。彼はでかい会社を作ろうと固く意を決していた。だから申し出をしてきたのが誰であろうと(ジョブズは彼のヒーローだった)、金額が千万ドル単位であろうと答えはノーしかなかった。ジョブズは暖かく笑い、「われわれはきみらのマーケットに参入するぞ」と警告した。

ぜひ記事全文を読むことをおすすめする。それだけの価値がある。

(画像:FlickrユーザーのImages_of_Moneyから許可を得て掲載)

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+