Google+ページでの懸賞つきプロモーションは禁止―理由は不正防止?

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昨日(米国時間11/7)、Google+ページが一般公開された。Google+ページはFacebookページと同様、会社、ブランド、グループその他個人以外がGoogle+を利用してソーシャルネットワーク活動を行うための仕組みだ。しかし、Googleはページ内で懸賞やクーポンを提供するプロモーションを行うことをGoogle+のサービス約款が明示的に禁止していることが判明した。

Google+ページのコンテストとプロモーションに関する規約の章はページの管理者に対し「Google+ページ内でコンテスト、スィープステーク〔訳注〕、各種割引クーポンなどを提供するプロモーションを行なうことはできない」と通告している。そのようなプロモーションを行う場合には外部のサイトで実施しなければならない(ページ内にリンクを表示することはできる)。

Sociable.coもGoogle+ページのサービスに関する規約の追加部分に、「Googleはこうした禁止に違反したページの表示を停止し、あるいは削除することができる。繰り替え違反が行われた場合はGoogleアカウントそのものを停止することがある」と警告しているのを発見した。なおGoogleは規約の別の部分で「9ヶ月以上休眠状態のページを予告なく削除することがある」としている。

プロモーションの方法に関するこのようなGoogleの方針はFacebookとは全く異なる。Facebookでは懸賞の提供は公表されたガイドラインを順守することを条件に許されている。その条件の一つはFacebook.com内のアプリの利用だ。しかしこうした懸賞付きプロモーションは違法行為、不当行為による問題を起こしやすい。またGoogleはGoogle+上でのそうしたプロモーションから生じるいかなる法的責任も負わないことを約款で明記している。

しかし、この禁止の動機は単にGoogleがネットワーク上での懸賞付きプロモーションが必ず引き起こすスパムや詐欺といった面倒事に関わりたくない、というだけではないのかもしれない。もっと広く、Googleのソーシャルネットワークについての考え方が現れているのではないか? 懸賞その他で釣ってしゃにむになるべく多くのユーザーをページに誘い込む(「いいね!」や+1ボタンを押させる)ことはソーシャル化にとって有害であり、ブランド・ページと個人ユーザーとの関係は個人ユーザー同士の関係とは異なったあり方であるべきだという思想があるのかもしれない。

われわれは懸賞等の禁止は一時的なのか、永続的な措置なのか、Googleに問い合わせ中だ。回答がありしだい報告する。

〔注:Google+ページで禁止されるプロモーションの具体例として原文ではコンテスト、スウィープステーク、クーポンなどが挙げられている。コンテストとスィープステークはどちらも懸賞を提供するプロモーションだが、コンテストでは「いちばんかわいい猫の写真に旅行券1万円進呈」のように何らかの競争によって勝者を決定する。スイープステークでは「抽選で1名様に100万円が当たります」のように偶然によって勝者を決める。なお、ロッテリー〔宝くじ〕はスィープステークと同様、偶然によって勝者が決まるが、応募者は事前に金を払う(クジを買う)必要がある。私人によるロッテリーはアメリカでも日本でも原則禁止されている。〕

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+