いろんなものを簡単に評価(Stamp)して共有するStamped、iPhoneアプリケーションがいよいよ登場

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Stamped screenウェブ上でよく行われていることとして「場所やモノの評価」を挙げることができるだろう。評価ツールがモバイル環境にも出てくることで、「エクスペリエンス」を評価することもできるようになってきた。このような中、元Google社員たちがレストラン、書籍、映画、音楽などを評価する際の必携ツールとなるべく立ち上げたサービスがStampedだ。この度iPhoneアプリケーションがリリースされ、iTunesからダウンロードできるようになった。

Stampedでは評価の方法も単純化しており、よくある5つ星を使うこともない。気になったものをただ登録していく(Stampしていく)という仕組みになっている。但し、開始時点ではStampできるものが100個に限られているので、なんでもかんでもStampすれば良いわけでもない(サービスを使うことによってStampの数を増やしていくことができる)。友人をフォローして、友人がStampした情報を入手することもできる。またシェフのMario Batali(Stampedのアドバイザーも務めている)やRolling Stone紙で映画批評を行なっているPeter Traversなど、Stampedがフォローを推奨するレコメンドユーザもいる。さらにStampした情報はTwitter上に流すこともできる。マップビューを開けば、現在地近くでStampされたものがあるかをチェックすることもできる。誰かのStampをTo-doリストに登録して、自分もStampすることもできるし、あるいはStampの浪費を防ぎたければ「Like」登録することもできるようになっている。

何かを評価するためのアプリケーションであるという意味では、Kevin RoseのOinkと似た面ももっている。しかしStampedの方がさまざまに情報が分類されていて、より構造的なスタイルを持っているとも言えるだろう。Stampedで評価する対象であるレストランはGoogle PlacesおよびOpenTableから、書籍はAmazonから、映画はFandangoより、そして音楽はiTunesから情報を取得してきている。Stampedで情報のデータがみつからない場合、自分で加えることもできる。しかし上に示したカテゴリ範囲についえては、見つからない情報などはほとんどないと思われる。友人のStampsフィードはカテゴリでフィルタリングすることもでき、またレストラン情報であればフィード情報から予約できたり、あるいは音楽情報であれば直接iTunesからダウンロードできたりもする。

尚、Stampをすればするほど、Stamped側でも利用者の好みを学習していくことになる。これはつまり、将来的にはアプリケーション側から住んでいる場所、好きな本、音楽、映画などによるターゲット広告が打てるようになるということを意味する。共同ファウンダーのRobby SteinはGoogleのAd Exchange部門にてプロダクトマネジャーを務めていたし、また共同ファウンダーのBart Stein(同じSteinだが身内ではない)もマーケティングの仕事をしていた。3人目の共同ファウンダーであるKevin Palmsはヘッジファンド出身。同社にはBain CapitalおよびGoogle Venturesが出資しており、さらにInstagramのファウンダーであるKevin Systrom(こちらも元Googleだ)もアドバイザーとして参加している。

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(翻訳:Maeda, H)