Amazon、価格チェックアプリでまたもリアル店舗にジャブ攻撃

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ブラックフライデー、サイバーマンデーと続いたセールからまだ間もない今、Amazonがまたもリアル店鋪の売上を邪魔する手段のベールをめくる。今週土曜日(米国時間12/10)から、AmazonのPrice Checkアプリのユーザーは、店内でこのアプリを使えばどの商品についても最5ドルのディスカウントが受けられる。

しくみはこうだ。リアル店鋪に入店したら、(位置情報を有効にした)iPhoneかAndroid機を取り出し、商品のバーコードをスキャンする。欲しい商品をアプリのバーチャル買い物カゴに入れると、24時間以内は5%ディスカウントが適用される。Price Checkアプリのユーザーがこのディスカウントを利用できるのは3商品までなので、賢い選択が必要だ。

これが素晴らしいアイディアである理由はいろいろあるが、中でも大きいのは潜在購入者がAmazon最大の障害を乗り越えられること。商品の体験だ。ネット上でレビューを読んだり写真を見たりするだけで十分な場合もあるが、実際にその商品を見たり触れたりするのと比べると、見劣りのする代替手段とも言える。Price Checkプロモーションによって、Amazonは消費者に対して、購入決定の手助けをすると同時に、Amazonから買う動機付けを与えることができる。

それに加えてAmazonは、ライバルの最新価格情報を追跡できるので、将来の価格決定に役立てることが可能だ。残すところわずかなホリデー商戦期間に、Amazonがみんなのショッピングの場になりたがっていることは明らかで、しかも彼らはどのリアル店鋪よりも強力な価格変更とプロモーションのツールを持っている。

IntoMobileが指摘するように、Amazonは元々リアル店鋪よりも低価格の商品が多いので、さらなる割引は(わずかであっても)魅力になる。大いなる疑問は、果たしてどれだけのユーザーが実際にAmazonのオファーを利用するかである。5ドルの上限は、おそらくAmazonがこのプロモーションから得られる利益に限界があることを意味していると思われるが、Price Checkアプリの認知度を高めることかできればAmazonにとって価値はあると私は想像する。地元店鋪にとって幸いなことに、このプロモーションは12月9日午後9時~12月10日午後11時59分(西海岸時刻)の期間のみ実施される ― 過激なディスカウントハンターたちが期待に胸ふくらませている様子が目に浮かぶ。

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(翻訳:Nob Takahashi)