イベントチケットプラットフォームのPeaTixが東京からシリコンバレーに拠点を移転。500 Startupsらから出資も

次の記事

携帯, タブレット以外のAndroid製品がやっと登場–スポーツ競技に使用するGPS装置だ

最近、イベントやセミナーの運営に必要なチケットや入場管理の仕組みをサービスとしているスタートアップが日本でもいくつか立ち上がっている。先日開催したわれわれのイベント、TechCrunch Tokyo 2011ではPeaTixを使ったが、今日、PeaTixがそのサービス開発拠点をシリコンバレーに移すことを明らかにした。また、あわせて、おおよそ70万ドル前後の資金調達を間もなく完了することも明らかにしている。資金を提供するのは500 StartupsDFJ JAICZenshin Capitalほか数社の予定だそうだ。

PeaTixはアマゾン出身者で設立された東京のスタートアップのOrinocoの1つの事業だったが、今回新たにPeaTix社を親会社として米国に設立し、東京に子会社としてOrinoco Peatixを設立している。シリコンバレーのPeaTix社は主にサービスの開発を行い、Orinoco Peatixでは国内向けのセールスやマーケティングを担当することになる。Orinocoの代表取締役だった原田卓氏はPeaTixのCEOとなり、4人の開発陣とともに渡米することになる。

今回、PeaTixがサービス開発拠点をシリコンバレーに移したのは、日本以外のアジアマーケットも含めたグローバルなサービスにするために、開発人員を強化したかったことと、将来的に資金調達を海外にも強みを持つ資金提供者から得るために必要だったからだと、原田氏は語ってくれた。いまいる4人の開発陣(2人は東京在住の外国籍だそうだ)をシリコンバレーのような、野球で言えばメジャーリーグでプレイする経験を与えたかったとも語っている。

現在、北米ではEventbriteというPeaTixの競合となるサービスがある。したがって、開発拠点をシリコンバレーに移しても、積極的に北米に同様のサービスで参入するわけではなく、日本を中心にアジアでのグローバルな展開を考えているという。

PeaTixは今年5月のスタート以来、1000件を超えるイベントを実施していて(最大のチケット販売はももいろクローバーZだったそうだ)、その成長はいまのところは順調だそうだ。