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JX Press

大量の情報を整理してくれるvingowがクローズドβとしてローンチ

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メール文中にソーシャルメディア関連情報をリアルタイムで加えるBrandMyMail

インターネット上にある大量のニュースから必要な情報を整理して取り出すというのは、多くの人にとって大きな課題となっている。古くはGoogleニュースのようなアプローチもあるだろうし、先日のTechCrunch Tokyoにも出てくれたCrowsnestのようなTwitterの各個人のタイムラインから分析して表示してくれるようなサービスもある。今回紹介するJX通信社のvingow.comも同様のニュースのような情報を整理してくれるサービスだが、これらとは若干アプローチが異なっている。そのvingowが今日からクローズドβを開始して、1万人のユーザーを集めている。

情報エンジンと彼らが名付けるvingow(ビンゴーと読む)は、ユーザーはTwitterのアカウントを利用してログインする。そしてvingowは各個人のTwitterのタイムラインを読み込んで、その中からリンク先を情報としてすべて収拾する。このあたりはCrowsnestのアプローチと同様だ。しかし、vingowはCrowsnestと違ってユーザーのタイムラインから個人の趣向を導きだすのではなくて、vingow上で各ユーザーがキーワードとなる「タグ」を選択(フォロー)することで、ユーザーにはそのタグにひもづいた情報を表示する。ここで言うタグとはリンク先のウェブページを形態素解析して導き出したキーワードである。

タグにひもづいた記事を抽出すると、タグによっては(たとえば「Facebook」や「Apple」といったみんなが話題にするもの)大量の情報が導きだされてしまう可能がある(僕が試してみたところ実際にたくさんの表示されてしまう)。ただ、これもvingowを使い続けていくと、ユーザーがどういった情報をみているのかを分析したり、ほかにどんなタグをフォローしているのか、その情報がTwitter上でどれぐらい言及されているか、などいくつかの重み付けによって大量の情報から重要なものだけが表示されていくようになるのだとJX通信社代表取締役社長の米重克洋氏は語ってくれた。

すでにスマートフォン向けのサイトなども用意されているが、今後はFlipboardのような情報の表示の方法にもこだわったアプリの提供も考えているという。

vingowのアプローチの利点は、ソーシャルメディアから情報を取得していても、突発的に人の関心が集まるたとえば昨日の金正日死去のようなニュースで埋め尽くされるのではなく(米重氏の言い方ではこういったものはノイズだという)、一定の関心のあるものが必ず表示されることにあるのだという。たとえば、特定業界の情報を集めるのに適しているのかもしれない。

実際、今後は個人ユーザーだけでなく、企業の部署などで使ってもらい、グループで使えるような機能を実装して有償で提供するようなことも考えているようだ。このほか、関心度に応じた広告の提供や有償のAPIなどビジネスについてもいくつかの案があることを教えてくれた。

情報の整理のスタイルはさまざまだ。日々流れる情報をどのように整理するのかの課題を解決するサービスはほかにも最近ではGunosyのようなものもある。まだ決定的な勝者がないところを見ると、これからまださまざまなサービスがでてくる可能性があるホットな分野なのかもしれない。

JX通信社は社員の多くはまだ学生のスタートアップで、サイバーエージェント・ベンチャーズネットエイジからそれぞれ300万円ずつ出資を受けている。

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