kakao talk

1日10億件のメッセージをやりとりするカカオトークがオフィシャルアカウントのPlusカカともをスタート

次の記事

共有をスケジューリングするBufferが40万ドルを調達, しかし合衆国からは追放

ぼくはこの1年をふりかえって何がもっとも興味深かったかといえば、韓国発のカカオトークというサービスのすごさだと思っている。サービス投入で21カ月(日本語化して12カ月)ですでに世界で216カ国で3,400万ユーザーのがダウンロードされて80パーセントの月間ユーザーが使うというこのメッセージングアプリがスマートフォン時代の1つの新しいソーシャルのかたちをつくっていると思っているからだ。単独で1日10億件のメッセージをやりとりするサービスはなかなかないだろう。もちろんご存知のようにNAVERのLINEはこのカカオトークを参考にしてサービスを投入したのだと思っているのだが、現在は互いに切磋琢磨しているように思う。

そして今日、カカオトークは韓国ではサービスが開始しているPlusカカともを開始した。Plusカカともは、ある種のオフィシャルアカウントで企業やタレントなどにこのアカウントを提供する。韓国ではバーガーキングやアウトバックス、東方神起などが使っている。たとえば、バーガーキングではクーポンの発行などを行っているのだが、ある時間にメッセージのかたちで提供できるというのは新しい実装方法だと思っている。そして、今日日本ではこのサービスを、タレントではYOSHIKIや藤原紀香、SMTOWN(少女時代などのアーティストが所属する事務所のアカウント)、ショッピング向けのアカウントだと韓国のショッピングサイトのGmarket Japan(eBay傘下)、ロッテ免税店などが利用することが発表された。また、これはLINEでは実装済みだが、英語や韓国語の翻訳アカウントも提供している。(英語や韓国語の先生アカウントは翻訳ではなくて語学レッスンを提供する)。

普段、友人同士とチャットをしているインターフェイスの中にこういった企業の情報が入ってくるのは僕は新しいと考えている。確かにTwitterやFacebookのタイムラインにも企業向けのアカウントがあるが、これはタイムラインで表示されて流れしまう。しかし、カカオトークのようにメッセージとしてプッシュで提供されるとなると、ユーザーの体験としては違うものだと思う。

なお、カカオトークは今後、無料通話の機能を実装する予定だという(これはLINEでは実装済み)。

いくつかカカオトークに関するデータを紹介しておこう。
– 12言語に対応
– 3つのうプラットフォームに対応iPhone、Android、Blackberry(予定)
– 平均して1人あたり35回/日のメッセージをやり取りしている。1人あたりの1日の利用時間は51分14秒。
– ユーザーの8割が韓国、2割が海外。海外のうち米国が28%、日本が25%が利用。

カカオは創業5年で3年はウェブのサービスをやっていたが、2年前からモバイルのサービスに切り替えている。

なお、現在ニコファーレでカカオトークのPlusカカともの発表が行われいる。アップデートがあり次第報告したい。