忘れ去られつつある“Google+”?–検索量の推移はそんな感じだが

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Google+ searches

毎年恒例のZeitgestの今年のリストでGoogleは、”Google+”が今年の急成長検索項目の第二位だった、と謳っていた。それに、この夏のロンチから2週間で”会員数1000万“を達成するなど、たしかにその成長は著しかった。人びとは、Google+って一体何だよ、と知りたがった。しかもそれは、1年前には存在しなかったのだから、検索回数の増加率が天文学的なパーセンテージになるのも、当然だった。

でもその発表を、増加率ではなく量(検索回数そのもの)で第二位だったと誤解すると、今でもたくさんの人がGoogle+を検索してるかな、と思うだろう。でも、事実は違う。Zeitgeistのサイトにあるのは、今年の7月の時点での、”Google+”の検索における人気のデータだ。つまり、年間をとおしての増加、ではない。

そこにないものは、”Google+”の検索の量的な推移を示すデータと、”Google+”の検索が減りつつあるという事実だ。それを知るためには、Google Insights for Searchに行くべきだ。このすごいサイトでは、どんな語でも、それの検索量とその推移が分かる。”Google+”について調べた結果は、上の図のようになる。全体的な推移は、よろしくない。たしかに7月には急上昇が見られ、そのときユーザ数1000万と騒がれ、次は、一般公開された9月に小さなピークがある。そしてその後は、Google+の”検索人気”は衰えている。

なんで、こんな重箱の隅を取り上げたのかって? 検索の量やその成長率は、ユーザの実際の意思や意図を表していない、ということをはっきりさせたいからだ。(そのことを認識してない)ベンチャーキャピタリストたちは、スタートアップの製品を評価するとき、検索の量に着目する。Googleのような大企業の製品の人気も、検索の量で知ろうとする。だから、上の図のように”Google+”の検索をする人がだんだん少なくなっていると、もうあまり使われていないのかなぁ、なんて思ったりする。そしてもう一つの錯覚が、ユーザ数だ。登録ユーザ数が1000万といっても、Googleに誘われて[登録]をクリックしてしまった人の何割が、常用ユーザになっているのか、それは分からない。

ある語の検索の量(検索回数)とその推移は、ほかの語のそれと比較するなら有意かもしれない。”Twitter”と”Google+”を比較すると、下の図のようになる。検索回数を人びとの関心の大きさとするなら、関心はTwitterがずっと高い。”Facebook”も含めて比較すると、なぜか急上昇のピークは消えて、どれも横ばいになってしまう。

“Google+”の検索量が”Twitter”や”Facebook”に比べて少なくても、推移として右肩上がりならいいけど、それもない。どちらかというと、右肩下がりだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))