スマートフォンの近未来の市場規模を国別に比較: 上位は合衆国、中国、日本、インド

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[スマートフォン現有台数]
12-23-2011 7-07-00 AM-resized-600

モバイルのアクセス分析を提供しているFlurryが、全世界の2012年のユーザ数〜台数予測を発表した。同社には14万以上のアプリケーションの全世界的な稼働データがあり、それをもとに合衆国やヨーロッパなどの安定市場のスマートフォンの普及率/台数を計算できる*。さらにそれに、IMFのデータや同社独自のデータを加えて、モバイルのアプリデベロッパにとって市場機会のとくに大きい国(中間層の多い国)を同定できる。〔*: iOSとAndroidのみ, NokiaやBlackberry等は除外。〕

そこに中国やインドが登場するのは意外ではないが、おなじく合衆国も登場する。

Flurryは、過去30日間の同社のユーザのアプリ使用状況から推計した、各国市場のランク付けを行った。トップの合衆国は、世界の総現有台数2億6400万に対し、その41%、1億900万を占める。この2億6400万台という数字は、AppleとGoogleが発表している総アクチベーション台数の約半分だそうだ。それには、古い機種からの買い換えも含まれるのだろう。

5位までの中に、中国(2位)と韓国(4位)がいる。それらは日本(5位)やフランス(6位)、ドイツ(7位)より上だ。イギリスは、3位。

では、各国市場の将来性はどうだろう。FlurryはIMF提供の各国の成人人口と、Miller-McCuneが調査した各国の中産階級人口をに基づいて、各国のスマートフォンの潜在市場規模(スマートフォンを買えるほど収入の高い層)を推計した。このような推計方法なら、中国やインドやブラジルなどが、単純に人口が多いだけで上位に来るおそれがない。

…と思いたいところだが、現実には、これらの国も上位に登場している。今後iPhoneやAndroidを買える人口は、中国が1億2200万、合衆国はそれより劣り9100万、インド7500万、日本6500万、ブラジル3400万となる。

[今後スマートフォンを買える人たちの人口(中産階級, 15-64歳)]

このような収入階層別の分析を無視して、単純に将来+現有の総市場規模を計算するとどうなるか。その計算は、現在のスマートフォン普及台数をベースにしているが、トップは合衆国で2億…下のグラフでU.S.のところの、淡いブルーの円の大きさが「2億」を表している(濃い色の円の109は現有台数1億900万)。スウェーデンは市場の成熟度がもっとも高く、総市場規模5000万に対してスマートフォン(iOS/Android)の現有台数が3200万(66%)だ。フランスは成熟度10位で、3400万に対して現有960万(28%)だ。

[市場成熟度が比較的高い国]

しかし下のグラフに見るように、総人口では大差のないインドと中国は、スマートフォンの現有台数と総市場規模では差が大きい。一方、世界で4位の市場である日本は、市場の成熟度は低いが購買力人口が大きいので将来は明るいそうだ。

[市場成熟度が比較的低い国]

というわけで、Flurryの分析によると、スマートフォンの将来の市場規模が大きい10の国は、上位から順に、合衆国、中国、日本、インド、ドイツ、ブラジル、イタリア、フランス、イギリス、そしてロシアだ。

詳しい分析データは、Flurryのブログ記事にある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))