Turntable.fmのアンチSOPAメッセージは、地味だがすばらしく象徴的

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あなたがSOPA論争でどの立場を取ろうとも、これには合意するしかない。まるでインターネット全体が、何かに立ち向っているかに見える様は〈途方もなくすばらしい〉。それぞれの会社が異なったアプローチを取っているが、ゴールは同じ。SOPAが何であるかを〈全員〉に間違いなく知らせることだ。

今日の抗議行動を「誰のバトルが最高だった」コンテスト(それは全くの的外れ)にしたくはないが、Turntable.fmのアプローチには注目せざるを得ない。それはシンプルそのものだが、象徴性が〈滲み〉だしている。

目的が認知度を高めることであれば、最も効果的で平和的な抗議方法は、伝える相手に不便をかけることなくメッセージを広めることだ。Wikipediaのアプローチはその反例であり、山ほどの注目を集める一方で、多くの人々を怒らせている。それは膨大な力を持つ行動だが、怒りと混乱だけと共に去っていった膨大な数の人々によって、メッセージを汚している。

そこで上のスクリーンショットを見てほしい。DJ全員のノートPCの蓋に、アンチSOPA/PIPAのステッカーが貼られている。これがTurntableのアプローチだ。

「え、でもそれだけ?」

そう、それだけ。

こういうことだ。ふだん各DJのノートPCは、その人が使っているOSを表している。WindowsマシンならWindowsの旗、Macならリンゴ。Ubuntu? Ubuntuの・・・ロゴ・・・みたいなもの。実際それはある種論争の的となり、「もちろん、プラットフォームXのユーザーはこの曲だよね」的ステレオタイプに満ちたOS戦争が起きている。

きょう(米国時間1/18)、Turntableで曲をかけている全員が同じメッセージを支持している ― ストップ、SOPA/PIPA。それはルームに入って最初に気付くことであり、もしまだSOPA/PIPAが何かを知らない人は、ほぼ間違いなくGoogleへ行き、そこでは文字通り中央前面に情報が置かれている。一切の不便をもたらすことなく、ユーザー体験を損うことなく・・・それでも、誰にも劣ることなくメッセージを広めている。 そこに盛り上がる聴衆と音楽に内在するパワーが加わり、それはパワフルなだけでなく〈ポジティブ〉である。よくやった、Turntable。

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(翻訳:Nob Takahashi)