多数のジャーナリストがFacebookのフィード購読を使い始め、Twitterに悪影響

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Twitterスタイルの非対称型フィード購読機能の導入から4ヵ月が過ぎ、Facebookと同社のジャーナリスト・プログラム責任者、Vadim Lavrusikによる、Twitterのニュース速報支配弱体化に向けた努力が実りつつある。先ほど同社が発表したところによると、現在数千人のジャーナリストがフィード購読を使用しており、New York Timesの記者50人、Washington Postの記者90人もこれに含まれる。もしFacebookが、ユーザーお気に入りのジャーナリストたちにフィード購読経由で発信させることができれば、Twitterの需要は減るだろう。次は、著名人やエンターテイメントの仕掛人たちを取り込むことを狙っている。

さらにFacebookは、ジャーナリストが読者の関心を最大限に引きつける(いいね!、コメント、シェア等)記事を書くためのベスト・プラクティスもいくつか公開した。

参入が非常に遅かったにもかかわらず、Facebookはこの非対称フィード購読機能の利用に強いインセンティブを与えてきた。Facebookは購読者を容易に集められるようにしたのだ。ユーザーが誰かをフィード購読すると、友達のニュースフィードにその情報が流され、サイドバーには「おすすめのフィード」が表示される(あなたのパーソナル化されたおすすめフィードはこちら)。埋め込み可能なウェブサイト用購読ボタンも用意されている他、Facebookコメントボックスのプラグインには、コメント人を購読するためのリンクが表示される。

購読機能を利用しているジャーナリスト25人を対象に、簡単なアンケートを行った結果、2011年11月中に購読者数が320%増えたことがわかった。私も同意する。先月私の購読者数は、2500人から1万3000人以上へと急増した ― これは何年も続けているTwitterのフォロワー数よりも多い。残念ながら、友達に迷惑をかけることなく配信する方法は未たにないので、フィード購読者たちに対して、私が望むほど多くの記事を配信できていない。

フィード購読はTwitterに対して極めて現実的な脅威をもたらしている。今後Twitterは、その機能とコンテンツを、より人気の高いFacebookに持っていかれることによって、成長性やユニークな価値が大きく損われる可能性がある。そうするためにFacebookは、さまざまな分野にわたる著名な情報発信者に対して、最低限彼らのコンテンツをニュースフィードに流すよう説得する必要がある。Facebookが、世界の一流個人コンテンツ作者にフィード購読を売り込むための、専門チームを結成した理由だ。

生のままでフィルターを通されていないTwitterのフィードの方が、速報ジャーナリズムにはより適している。しかし、実際のところ多くの人々は、自分の関心グラフを追うだけのために、一ソーシャルネットワーク全体を必要としていない。今後さらに多くのジャーナリストやミュージシャン、俳優、アスリートたちがFacebookのフィード購読を使うようになるにつれ、この機能が十分使えて便利な方法になっていくだろう。Twitterが反撃するためには、さらに手を伸ばして同サービスのトップユーザーを、フィード購読を利用しないよう説得しなければならないかもしれない。しかし、Facebookのニュースフィードが8億ユーザーに繋がっていることを考えると、それも無理な相談だろう。

統計データとベストプラクティスは以下の通り。これはジャーナリストに特化して書かれているが、Facebookに書く記事の人気を高めるためのヒントとして、誰にでも役に立つものだ。

  • 書き込みの25%が質問を含んでいて、それらに対する関心度は64%高い
  • 62%がリンクを含み、そのリンクに分析が含まれていれば20%がクリックされる
  • 30%が「リンク先を読む」などの宣伝文句を含み、平均より37%関心度が高い
  • 12%が写真を含み、写真のない記事よりも50%多く「いいね!」されている。13%がビデオを含んでいる。
  • 速報ニュースと現在進行中のイベント報道は、いいね!が3倍、シェアが2倍多く、論論を呼ぶ話題は、いいね!、シェアともに2倍。
  • 読者に対する呼びかけがあるとフィードバックが4倍になり、おすすめを依頼するとコメントが3倍になる
  • ユーモアは、いいね!を1.5倍、シェアを5倍増やすことができる

つまり、Facebookの調査結果に従うなら、理想的な記事はこうなる。「最高の購読者のみなさん、リンクをクリックしてこの賛否両論の話題に関する最新ニュースを見てほしい。次は何の話題がいいかな。(爆)」

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)