ショッピングの楽しさは意外性にあり–インターネットでそれを実現するLittle Black Bag

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物理店舗での買い物には、意外性という、とても嬉しいものがある。とりわけ、ファッションの場合にはね。服を買うときのジレンマとは、お店へ実際に行ってたくさんの陳列品を見るまでは、自分の本当に好きなものが分からないことだ。事前に完全に買うものが分かっててショッピングへ行く人は、あまりいない。むしろ店頭や店内で、思いがけないすてきな服を見つけることが、楽しいのだ。服に関しては物理店に執着する人が多いのは、そのためだろう。ショッピングの楽しさは、現実世界でかわいいものを見つける‘発見’にあるのだ。

このような自然発生性をインターネットで実現しようとして、StylemintBirchboxなどは、いろいろ奇抜な努力をしている。そしてその努力の世界に今日(米国時間2/1)新たに参戦したのが、Little Black Bagだ。ここは、日本のショッピングの概念であるfukubukuro(福袋)にヒントを得て、ショッパーたちはファッション製品の“ミステリーバッグ”(中身が不明な袋)を買い、その内容を友だちと交換または売買するのだ。

Little Black Bagはその福袋を、もちろんインターネットから提供する。最初にユーザ登録をするときこのサイトは、その人のファッションの好みを聞く。“ヒップ”なのが好きか、“クラシック”なのがいいか、あるいは“これらのスタイルの中であなたのお好きなのは?”など。そしてそのユーザの好みに合ってると思われる仮想福袋を提示されるが、そのとき中身の一つを見せてくれるが、あとの二つは分からない。

そしてこのサイトは月額の会費制で、会費は59ドル95セントまたは49ドル95セントだ。中身はBetsey Johnson、Z Spoke、などのブランド品が多くて、また気に入らないものはほかの会員に売ったり、ほかの会員が要らないと思っているものと交換できるから、意外と選択の幅はあり、結果的にお値段的にもお買い得だ。売った場合には、サイトが一般の小売店なみにマージンを取る。

協同ファウンダのDan Murilloは、“長年、eコマースってどうしてこんなに寒々しい場所なのか、と感じていた”、と言っている。“しかも、PinterestやPathみたいな、いわゆるソーシャルメディアサイトが多くなってきた今は、その寒々しさがむしろ増幅されている。ぼくがLittle Black Bagのアイデアを思いついたときには、これでやっと、eコマースを軸として本当に対話的なコミュニティができる、と確信した”。

このニューアイデアには投資家たちも注目しているようで同社はこのほど、GRP、DCM Chamath Palihapitiya、Tim Kendall、David Tischなどから計$2.75M(275万ドル)の資金を調達した。そのお金は、製品開発とチーム作りに充てられる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))