Appleが贋作/盗作アプリ一掃作戦–中にはApp Storeの売上トップも

次の記事

京都龍安寺の石庭をコンピュータがあなたのデスクトップに造る(砂はシリコン製)

App Store Fakes Removed

Temple Jump、Tiny Birds、Numbers With Friends…これらは、嫌われ者のアプリだ。ユーザが1ドル99セント払ってTemple RunやTiny WingsやWords With Friendsを買おうとするとき、間違えてこれらのにせものを買ってしまうことがある。そこでAppleは今日(米国時間2/3)、合衆国のApp Storeからこれらの盗作アプリを追い出した。でも、これらのデベロッパが何千ドル、ときには何百万ドルも稼いだあとに、やっと盗作と分かるのは、困るよね。

今朝のThe Guardianの記事は、Anton Sinelnikovのような盗作常習犯たちが、まじめな独立スタジオImangiAndreas Illiger、あるいは大物のZyngaからさえも、犯罪的行為によりお金を盗んでいるやり方を述べている。Temple Jumpにいたっては、なんと、有料アプリの売上トップだ。

でもそれも、今日で終わりだろう。AppleはAnton作のアプリをたくさん削除したから、それらはもうダウンロードできない。今朝、Temple Runを作ったImangi StudiosのファウンダKeith Shepardが、Anton作以外のそのほかの盗作も削除された、とツイートした。

https://twitter.com/#!/kshepherd/status/165449912270589953

以前Appleは、リビューシステムを悪用したデベロッパたちを追い詰め、2009年には一人のデベロッパ作のアプリ1000種を追い払ったことがある。でも、TwitterやFacebookに載るデベロッパの怒りのメッセージがアプリの売上を押し上げるので、この問題は生き残っている。その様子を描いた下のグラフは、デベロッパKode80の作だ。

App StoreやAndroid Marketplaceは、大きすぎて完全な警備はできない。どうしてもユーザの協力が必要だ。だから最近のApp Storeのアプリには、“Report A Problem”(問題を報告する)ボタンがある。

今選べる問題は、”This application has a bug”(このアプリケーションにはバグがある)、”This application is offensive”(このアプリケーションは無礼だ)、”My concern is not listed here”(私の問題はここにリストされてない)の3つだ。自由にコメントも書ける。”This app is a fake version of another app”(このアプリはほかのアプリの盗作だ)も、ぜひ加えるべきだね。AndroidやFacebookなど、そのほかのプラットホームも、盗作報告の仕組みを作るべきだ。でも、盗作と、ゲームシステムの部分的な利用/借用を区別するのは、難しい。

Zynga自身も、同社のゲームDream Heightsで、デベロッパNimbleBitのTiny Towerを真似たと非難されたことがある。でもDream Heightsは、ゲームの名前、書体、ロゴなどが完全に違っていた。つまりTiny Towerをダウンロードしようとした人の間違いを誘う盗作ではなく、ゲームの仕組みが似ていただけだ。

paidContentにCut The Birdsに関する記事がある。この、今では削除されているマッシュアップはAngry BirdsとFruit Ninjaの盗作で、しかも App Storeの売上トップになった。ゲームプレイはオリジナルだったが、絵柄やキャラクターがRovio(Angry Birdsのメーカー)の鳥たちそのものだった。後から出たCut The Birdsの3DバージョンはRovioのデザインを盗んでいなかった。しかし一般的に、デザインを盗まれるのはゲームだけでなく、アプリもWebサイト全体も、盗作が横行している。The Next Webの記事によると、Googleはご立派にも、盗作の“Android用Siri”を迅速に取り下げたが、しかし今ではSamwer Brothers作のPinterestクローンなんかが登場している。

プラットホームのオーナーは、この問題に関する明確なルールを設けるべきだし、またそれらを強制するための透明なシステムを作るべきだ。たとえば、ユーザからの贋作/盗作苦情が一定量を超えたアプリ、名前やロゴなどの類似性が一定の閾値を超えているアプリなどは、修正のための一定の日数を与えて、それを過ぎてもそのままならストアから削除する、とかすればよい。Facebookは、7月に同社の自動化システムがアプリを突然取り下げたことを謝罪し、新しいスパム対策を立ち上げた。

盗作を容易に報告できるやり方をユーザに与え、適切な規則強制の仕組みを持つことにより、プラットホームのオーナーはユーザと正しいデベロッパを守れる。そして海賊たちは、海に落とされる刑をくらう。

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

フォロー

新しい投稿をメールで受信しましょう。

現在380人フォロワーがいます。