モバイルリワード広告のメタップスが昨年末の3.3億円に続いて1.1億円の資金調達を完了

次の記事

Pinterestは儲かっていない“ふり”なんかしていない

スマートフォンの広告ビジネスについては先日も伝えているようにいろんな場面で賑わいを見せている。そして今日また大きな資金調達をスタートアップ企業が発表している。広告を見てアプリをインストールしたユーザーにバーチャル通貨などの報酬を与えるリワード広告のサービスを提供するメタップスが、昨年末に3.3億円の資金調達にひき続いて新たに1.1億円の資金調達を完了させたことを発表した。総額4.4億円のシリーズAラウンドがこれで終了することになる。

メタップスは2007年9月創業で(当時の社名はイーファクター)、当初はコミュニティサービスを手がけていたが、2010年からモバイルのリワード広告に参入して、2011年には本格的にこの事業にアクセルを踏んでいる。昨年にはシンガポールに子会社を設立して、シンガポール、香港、インドネシア、フィリピンといったアジア地域での同ビジネスの拡大を目指している。同様のビジネスでは北米ではTapjoyのような企業があり、日本を含むアジア進出の計画を進めているようだが、これに対抗する構えなのだろう。今回の資金調達もシンガポールでの人材強化とプラットフォームの拡大が目的であるとしている。

メタップスは昨年末の時点で聞いたところによると、メタップスのプラットフォームを採用しているスマートフォンアプリベンダーは100社以上が導入をしていて、中でも強力なゲームアプリ会社によって1000万以上のインストールがなされているのだという。広告主もソーシャルゲームをはじめLINEやカカオトークのようなスマートフォンでのユーザー拡大を目指す企業が主な出稿主となっていると代表取締役CEOの佐藤航陽氏は語っていた。

佐藤氏は1986年生まれで早稲田大学を在学中にイーファクター(現メタップス)を創業している(大学はその後中退)。イーファクター創業時にはngi groupからシードラウンドの投資で1,000万円の投資を受けている。前回の3.3億円の第三者割当増資ではインテック・アイティ・キャピタル、ネオステラ・キャピタル、ngi group、日本ベンチャーキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルが引受先となっている。そして、今回の1.1億円の第三者割当増資の引受先は三井住友海上キャピタル、三生キャピタルで、計7社のベンチャーキャピタルから投資を受けている。