モバイルで匿名のメッセージングができるVibe, 去年の暮れにBetaworksに買収されていた

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vibe

ニューヨークで#OccupyWallStreet(ウォール街を占領せよ運動)が盛んだったころ(その後冬の寒波に追い払われてしまったが)、VibeというiPhoneアプリを彼らはよく使っていた。それを使ってメッセージや写真やビデオを、一定の半径内に送ることができた(最小の”whisper”は半径165フィート以内、最大の”bellow”なら全世界)。メッセージには有効期限を付けられ、投稿は匿名でもでき、あるいはアプリのリンクをTwitterのアカウントに置けた。ほかのユーザたちからの応答が、会話のスレッドを作ることもある。

Vibeを作ったのはHazem Sayedで、彼の社員2名のスタートアップは昨年の12月にBetaworksに買収された。Betaworksはそのことを発表しなかったが、その確認はできた。Sayedとあと少なくとも一人のVibe社員は、今ではBetaworksで仕事をしている。買収額は6桁の下のほうだったらしく、今ではBetaworksがVibeの大部分を保有している。

Vibeは、おもしろいアプリだ。モバイルで行うローカルで匿名のコミュニケーションは、それがぴったし合う状況がいくつかある。でもVibeは、もう一工夫必要だ。まず、地図の上にピン留めしたすべての”vibes”(バイブレーション)を見るためには、これもSayedが作ったAskLocalという別のアプリをダウンロードしなければならない。Betaworksは今、自社の技術者を投入して、そういうおかしな点も含め、Vibeのブラッシュアップに取り組んでいるのではないだろうか。

ソーシャルネットワークにおける匿名性は、このところまた流行(はや)る気配がある。とくに抗議活動などをやってる連中には、匿名が欠かせない。Webの上には匿名文化というものがあり、それによって人びとがふだん以上に心を開いたりもする。また、携帯電話を使ってまわりの人びとにシャウトできることは、抗議活動と無縁なふつうの人にとっても、魅力がある。たとえばコンサートやスポーツのイベントなどで、このアプリは人気者になるのではないか。あるいはもっと単純に、地域のお店やレストランなどに関するメッセージをピン留めしてもいい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))