Google、Androidマーケットをリニューアル、すべてのデジタルコンテンツをGoogle Playに統合

次の記事

LINEのPCとMac版がいよいよリリース……ただしiPhoneユーザーはまだ使えない

google-play-logo

GoogleのAndroidマーケットには昨年大幅な変更が加えられた。当初スタンドアローンのアプリ・ストアとしてスタートしたものが、すぐに電子書籍、音楽に加えてビデオも扱うようになった。そこでGoogleはAndroid マーケット という名称はユーザーに対して実際に提供するサービスに比べて意味が狭すぎると感じるようになった。

そこで今日(米国時間(3/6)、Googleは公式にAndroidマーケットの名称をお蔵入りにすることを決めた。今日からGoogleのデジタル・メディア・サービスはGoogle Playというブランドの下に一括される。 Google PlayはGoogleが独自に提供するタブレット・デバイスの名前だという噂が出ていたが、ガジェット・ファンにはお気の毒ながら、それは違っていた。Google PlayはGoogleの統合デジタル・コンテンツ・サービスの名称だった。

Googleのエンジニアリング・ディレクター、Chris Yergaによれば、「われわれはかなり以前からAndroidマーケットの改名を考えていたが、その時期が熟したと判断した」のだという。

GoogleはAndroid Marketを着々とデジタル・メディアの提供センターへと強化していたが、いつまでもAndroidの名前を冠し続けることは、誤解を生み、一部のユーザーを遠ざける結果になっていた。Googleから映画をレンタルしたり、楽曲を購入したり、電子書籍を読んだりするのにAndroidデバイスを利用する必要は全くない。Googleが提供可能は膨大なデジタル・コンテンツはどんなウェブブラウザからもアクセス可能だ。Googleが看板からAndroidの名前を外したのはその点を強調するのが狙いだ。

新ウェブサイトが一般公開され、名前の変更だけでなデザインも一新されデジタルメディアの総合サービスへとリニューアルされていることが判明した。旧Androidマーケットでは映画や電子書籍は画面トップの小さなタブに押し込められていて、ユーザーはうっかり見過ごしかねなかった。新デザインではeブック、ビデオ、音楽もホーム画面の目立つ位置にリンクが表示される。.

これにともなって各種Androidデバイス向けのサービスも名称が変わった。旧Androidマーケットは他のデジタルコンテンツの例にならってGoogle Play Storeとなった( Google MusicアプリはGoogle Play Musicなどとなった)。いつものGoogleの例のとおり、この変更は今日から公開が開始され、数日で順次全ユーザーに公開される。

結局、Androidデバイスからアクセスするユーザーには最近のデザイン変更以後さほど大きな変化とはならない。Androidマーケット・アプリから従来どおりGoogleのeブック、映画、音楽にアクセスできる。

今回のデジタル・メディア・サービスの統合は、Androidデバイス向けに限らず、あらゆるユーザー向けの総合的なメディア・エコシステムを構築しようとするGoogleの努力の一環だ。Yergaは私のインタビューに対して「これは従来メディアの種類ごとにばらばらに運用されてきたサービスをひとまとめに統合すると同時に、これによってユーザー体験をも一体化して改善しようとするものだ」と述べた。残念ながらGoogle TVやテスト中と噂される謎のGoogleセットトップボックスからもGoogle Playにアクセスできるようになるのかどうかについては明かされなかった。

なおGoogle Playから提供されるコンテンツはユーザーの居住地によって大きく異なるGoogleの公式ブログによれば―

Google Playにはアメリカでは音楽、映画、電子書籍、Androidアプリが提供される。カナダとイギリスでは映画、電子書籍、Androidアプリが、オーストラリアでは電子書籍とアプリが、日本では映画とアプリがそれぞれ提供される。それ以外の地域ではGooglePlayはAndroidアプリのみが提供される。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+