Instagram、登録ユーザー2700万人突破。Androidアプリも近く公開

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「願望創出エンジン」の仕組みと実際(常習的ユーザの作り方)

iOSで圧倒的なリードを続ける写真共有アプリのInstagramが、登録ユーザー数2700万人を達成したことを、テキサス州オースチンで行われているSXSWインタラクティブ・カンファレンスで今日(米国時間3/11)発表した。

共同ファウンダーのKevin Systromは、TechCrunch編集者Alexia Tsotsisとの会話の中でもデイリーアクティブユーザー数を明かすことはなかった。しかし、先週アクティブだった全ユーザーのうち67%が昨日アプリを使っていたことは語った。

「これはFacebook並みのエンゲージメントだ」とSystromは言う。

同社が評価額5億ドルで4000万ドルを調達したという噂に関して、明確な回答はなかった。

「良い会社は常に資金を調達している」と彼は言う。「人と会っている時も会社を選んでいる時も、やっていることはいつも資金調達だ。これはわれわれが積極的にやっているという意味ではない。われわれは一時の流行で現れては消えするなく、長続きして成長できる会社を作ろうとしている。後に存続して意味のある価値を生みだす会社でなくてはならない」。

Systromにはもう一つ隠し玉があった ― 近々発表予定のAndroidアプリを披露したのだ。彼はステージ上でごくわずかの間見せただけで、本格的なデモはやらなかった(デモは後日に予定されていて、まだ全体を見せられる状態ではないと言っていた)。

「ある意味で、これはiOS版の上を行っている。こいつはスゴイ」と彼は言った。

共同ファウンダーのMike Kriegerは、Androidの人たちが、アプリが同プラットフォームを活用している点を高く評価していたと付け加えた。Android版に時間がかかったのは、iOS版のスケーリングに集中していたためだとSystromは言った。

「それほど時間がかかったのは自分では思っていない。単なる優先順位の問題だった。AndroidとiPhoneを同時にやっていたら、われわれが起こしたようなイノベーションは難しかっただろう」と彼は語った。

彼はInstagramのビジネスモデルが最終的にどうなるかについては語ろうとしなかった。現在アプリには一切広告がなくアプリ内購入もない。対照的にPathは、フィルターをいくつか売っている(ただし登録ユーザー数ははるかに少なく、最新の公式発表データは200万人)。

「われわれはビジュアルなプラットフォームを持っていて、広告主はビジュアルなメディアが好きだ。彼らはテレビや雑誌が好きだが、注目はオンラインへと移っていて、彼らは切り替えたいと思っている。私はInstagramが地盤を確率し誰よりも早く成長していると信じている。10億ドルビジネスにするためにやるべきことが何かあるか。それは今後見つけ出せると思っている。

2010年の秋にスタートしたInstagramは、位置情報共有の実験で何度か失敗を重ねた後に生まれた。既にFoursquareをはじめ、最終的にはFacebook Placesのいる混み合った市場に参入するには遅すぎたかもしれない同社だったが、SystromとKriegeは彼らのベータ版ユーザーたちが大量の写真を共有しているのを見た。

「私は位置情報サービスにはそれほど熱心ではなかった。しかし、Kevinがやっていたのは、むしろ場所のストーリーを共有することだということに気が付いた」とKrigerは語る。

Systromがこう付け加えた「Burbnだって本当に失敗したわけじゃかった。われわれが本気で羽ばたかせてやらなかっただけだ」。

すぐに彼らは、有料カメラアプリのHipstamaticの要素とソーシャル機能をかけ合わせたようなiOSアプリを立て直した。タイミングは完璧だった、なぜならiPhone 4がまさに出てくるところで、そこにはついにコンパクトデジカメと同程度の写真を撮れるカメラが付いていたからだ。しかもAppleには、Instagramの離陸に必要なネットワーク効果を生むのに十分な数のiOSデバイスのインストールベースがあった。

「モバイルは、アプリの発見に関して全く異なる行動形態を生んだ」とSystromは言う。「飲み屋で友達が写真を撮っているのを見て、どんなアプリを使っているかを聞くのだから」。

Instagramはすぐに大ヒットとなり、写真アプリのランキングでトップの座を不動にし、無料アプリ部門でも常に上位に顔を出した。初日だけで2万5000人のユーザーが登録した。すぐに、問題はバックエンドとインフラのスケーリングになった。

「あれ以来ずっとホッケースティック型成長を続けている」とSystromは言う。「スケーリングに関しては非常に幸運だった。違ったのは、われわれのサービスがクラウドベースで、需要に応じてインスタンスを呼び出せること。もちろんスケーリングに集中して取り組んでくれたすばらしいチームのおかげでもある」。

それからわずか1ヵ月後、同社は700万ドルのシリーズAラウンドを行った。リードしたのはBenchmark Capitalで、Baseline Ventures、Square CEO Jack Dorsey、Chris Sacca 、そしてQuoraの共同ファウンダー、Adam D’ Angeloらが参加した。Benchamark PartnerおよびFacebook出身のMatt Cohlerが取締役会の一員となった。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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