%E4%BD%8D%E7%BD%AE%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%BA%BA%E9%96%93%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%20

位置情報ベースの人間発見アプリを改善するために

Philip Cortesは、人間発見のスタートアップ、Meeteorの共同ファウンダー。Twitterは@philipcortes

サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)での人間発見アプリの戦いに明確な勝者はいなかった。Highlightが一番メディアの注目を集めていたようで、Robert ScobleによるとSXSW参加者の約5%が同サービスを利用していた。こうした騒ぎをよそに、どのサービスも期待外れだったというのが大方の合意だった。

これらのアプリは何故失敗したのか。そして業界としてわれわれは何に焦点を合わせるべきなのか。いくつかアイディアを挙げてみた。

1) シングルプレーヤーモードの欠如。 あなたのサービスに最初に登録したユーザーはどんな価値を手にするのか。この質問に答えられない人は、この分野の明白なネットワーク効果問題を克服することが極めて困難だ。Foursquareはバッジとメイヤー制度によってこの問題を解決した。シカゴでFoursquareを使っているのが自分一人だったとしても、チェックインに対する報いが得られる。Twitterやウォールを通じて自分の勝利(バッジ)を外部に発信することもできる。さらには、レストランでチェックインするたびに、そのサービスを使っていることを友達にデモしているこのになる。ブランチの時にそっとチェックインしようとしたのを契機に、Foursquareの話題になったことは数え切れない。LinkedInなどのサービスは、オンライン履歴書用の最初のオンライン保存場所であることで、この問題を克服している。

2) 意図を理解していない。 2年前われわれは、最初のバージョンのMeeteor.comをWhartonでスタートさせた。当時Meeteorのゴールは、学生たちの空きスケジュールとソーシャルな重なりに基づいて、意外な発見を作り出すことだった(今GlanceeとHighlightが繋がりを推進するアルゴリズムと同じタイプ)。ユーザーの反応は一致していた、「これはイイ、でも月曜の朝起きた時に、共通の興味があるというだけの理由で近くにいる人とランダムに会う必要性がない」。その後彼らは、われわれのサービスを使う具体的な利用シーンを教えてくれようとした、「大学に売り込んでルームメートを探すのに使ったら?」あるいは「なぜ自分が探しているものを正確に伝えられないの?」。

ユーザー間のソーシャルな重なりは、出会いを生み出す潤滑済として働くが、それだけでは見知らぬ二人が会うだけの説得性はない。二人が繋がるためには、必要性、欲望、あるいは欠乏の重なりが必要だ。異性のパートナーを探している同志や、相互に助けることのできる二人は、重なりを共有している例だ。プロフェッショナルな方法で助け合える関係というのもある。二人ともカイトサーフィンに関心があるという理由で、近くにいる人に話しかけるよう薦められても、赤の他人に声をかけて繋がるだけの説得力ある理由にはならない。われわれは、もっとユーザーのニーズを理解し、そのニーズを満たす手助けをする必要がある。

3) 透明性のあるプライバシー設定。アーリー・アダプターは何でも試そうとするが、人間発見サービスが「溝(キャズム)」を越えるためには、ユーザーのプライバシー制御を完璧なものにする必要がある。

4) ニッチを狙う。 これはChris Dixonの「ボウリングのピン」戦略からの借用である。人々を出会い系サービスとして繋ぎたいのか? プロフェッショナルとしての人と人を繋ぎたいのか?意図を理解することが、この質問に答える助けになるが、あらゆる物をあらゆる人たちに、と考えていると大衆に浸透させることは非常に難しい。このサービスが何の役に立つのかを理解することが誰にとっても難しくなる。明確な利用事例がなければ、すべてを忘れてしまう。

5) オフラインでの挙動を真似る。 今みんながやっていることで、もっと良くできるものは何か。一つ興味深い例として、すでにおしゃべりしている二人に、新しい話題を提供することがある(例:今私はカンファレンスのコーヒーショップにいて、隣の男性とまさに会話を始めようとしている。iPhoneさん、何かいい話題を教えてください)。話が「途切れた」相手と私の間に、共通の友人が二人いると知ることは、大きな付加価値であり、会話をずっと楽しいものにするだろう。

あるアプリやウェブサービスが競争に勝つためには、上に挙げた5つの解決法の全部を完全に解く必要はない。例えば自分のサービスのために、しっかりしたシンクルプレーヤーモードを発見することは、さらに奥深い価値提案を見つけるための時間を稼ぐ良い方法だ。Foursquareは、サービスを長続きさせるための価値レイヤー(レーダー+Exploresquare)をようやく追加し始めたところだと言う人もいる。

上のポイントのいくつかを組み合わせることは、あらゆるサービスが深い溝を越え、大衆に受け入れられるために必要だろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

広告

blog comments powered by Disqus

コメント

フォロー

新しい投稿をメールで受信しましょう。

Join 118 other followers