アプリにリアルタイムメッセージング機能を簡単に導入できるPubNubが$4.5Mを調達

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Webアプリケーションもモバイルアプリも共に、その草創期を脱して成熟期に入っているから、ユーザと対話したり、アプリを収益化するためにデベロッパが利用する方法も高度化している。それらのうちで、最近とくによく使われているものの一つが、アプリ内のリアルタイムメッセージングだろう。今日(米国時間3/21)は、それをデベロッパ向けのインラインサービスとして提供するPubNubが、業容拡大資金として450万ドルを調達した。

そのシリーズAのラウンドを仕切ったモバイル専門のVC Relay Venturesは、実は今日、それまでのATP Capitalから改名して新規にロンチしたばかりだ。同社が当面抱えるファンドの総額は、1億5000万ドルである。このほか、TiE Angelsも今回の投資ラウンドに参加した。

PubNubは2010年の8月に創業され、ごく最近頭角を現してきた。同社は、プッシュ技術によるリアルタイムメッセージングをモバイルアプリとWebアプリケーションの両方に提供する。メッセージングのトポロジは、一対多(一つのパブリッシャーから多くのサブスクライバ(subscribers, 購読者〜会員)へ)、または多対多(サブスクライバ同士)である(上図、Pはパブリッシャー、Sはサブスクライバ))。

同社のサービスをアプリに利用しているユーザ企業はおよそ1000社で、それらは、マルチプレーヤゲーム、ソーシャルメディアサービス、eコマースのWebサイト、企業向けのコラボレーションサービスなどだ。とくにeコマースのWebサイトでは、“ライブのチャット”があることが最近は当たり前になりつつある。

またとくに利用者が多いのが、イベント対応のメッセージングだ。たとえばSuper Bowl(スーパーボウル)、Grammys(グラミー賞)、Oscars(アカデミー賞)などのビッグイベントは、同サービス上で交わされるメッセージング数がピーク時には毎秒10万件を超えることがある。

PubNubは消費者製品ではないが、結果的には、リアルタイムのコラボレーション的なメッセージング機能を自ら提供している消費者製品と競合関係にある。その点でまず思い浮かぶのはTwitterだが、この‘消費者製品’もまさに、ビッグイベントでの利用が激しいことを誇りにしており、また最近はiOS上のネイティブな統合を実現した。また消費者製品ではないB2B製品の中にも、PubNubと同様の機能を提供しているものがある。

このような競合環境があるので、PubNubのような企業はそのプラットホームを、今提供している単純なメッセージング以外のサービスに加工して売ることに意義があるだろう。実際、このプラットホームをベースとして、さまざまな対話的サービスを作れるし、またそういう対話的サービスを含むより大きなサービス(マーケティングなど)の提供もありえる。パブリッシャーがユーザをつなぎ止めるための重要な手段が対話性であり、またそれは、収益源でもありえるのだ。

PubNubの魅力の一つは、わずか10名のチームでありながら、ほとんどすべての開発環境…iOS、Android、JavaScript、BlackBerry、Windows Phone、Node.JS、Python、Rubyなど…に対応していることだ。そしてクラウド上のサービスなので、“地球上のどこからでも”利用できる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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