Pinterest、利用規約を変更。APIおよびプライベートPinboardなどの新機能も準備中

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pinterest-logo6Pinterestの急成長が止まらない。画像を中心としてソーシャルネットワークを築くこのサービス、先週には新しいプロフィールページを公開した。そしてこの度、サービス規約(Terms of Service)、利用規約(Acceptable Use Policy)、そしてプライバシーポリシー(Privacy Policy)の変更を行った。大いに波に乗り、利用者もあっという間に1200万人を超える中、商利用についての方針などを明確化したものだ。

「新しいサービス規約、利用規約、そしてプライバシーポリシーはよりわかりやすく、Pinterestが将来的に進む方向についても明確化したものとなっていると思います」と、利用者に向けて3月23日に送ったメールの中で、CEOのBen Silbermannは述べている。新たな規約が発効するのは4月6日だ。規約をみてみると、単体としてのPinterestの使い方に留まらず、さまざまな場面で、そしてパートナーとの連携の中でPinterestがどのように使われるべきなのかという方向性を示していると言えそうだ。

また、サイトにアップロードされた情報を、Pinterestがいかに商用利用し得るのかという点についても、以前よりも詳しく言及されることとなった。たとえば、Cold Brew Labs(Pinterestの運営会社)が利用者のコンテンツを販売することができるとしていた以前の規約は変更されることとなった(以前より利用者のコンテンツを販売するということは考えていなかったとPinterest側は主張している)。

「以前の規約では、Pinterestにコンテンツを投稿した場合、Pitnerestに当該コンテンツを販売する権利があると認めたものとするという条項がありました」と、先述のメールに記されている。「しかしそもそも利用者のコンテンツを販売するという発想はありませんでした。したがって新しい規約からはこの条項を削除いたしました」とのこと。

尚、利用者についてもサービスを商用利用することは禁じられている。「コンテンツにアクセスして見て楽しんだり、個人的に、非商用でコンテンツを投稿して自己表現を行ったり、話題になってる事項について意見を表明したり、あるいはまとめコンテンツを作成したり、さらにはパロディ作品を楽しんだりする等、サービスで用意している機能は大いに楽しんでいただきたいと思います」と書いてある。

著作権で保護されているアイテムをPinterest上でいかに扱うべきなのかという、最近大いに活発になっている議論についての言及もある。この問題はFlikcr写真の扱いや、Gettyに登録されている商用写真の取り扱いに関連して話題になってきたものだ。Pinterestによれば、著作権ないし商標侵害があるような場合、より迅速に問題の報告をすることのできる使いやすい仕組みを用意したとのこと。

但し侵害行為の報告が簡単になったとはいえ、Pinterest側は今後も問題に対応する仕組みづくりを行う必要に迫られることだろう。コンテンツの80%がオリジナルのものではなくre-pinから生じている現状から見ても、Pinterestとオリジナルコンテンツ提供サービスとの間では、今後も揉め事の発生が予想される。

また、プロダクトの将来の方向性についても明らかにしている。規約の見直しを行う中で「Pinterest APIやPrivte Pinboardなどの新しいサービスについても言及した」とSilbermannは記している。

PinterestのAPIはサイトの機能を外部でも活用できるようにするだろう。また外部のコンテンツをPinterestに登録する新たな仕組みもいろいろと出てくるに違いない。ただしPinterestのコンテンツは既に外部サービスからも利用されており、いろいろな仕組みを組み合わせることで商用利用を行なっているところもでてきている(TechCrunchの記事でも先日Vitrueを紹介している。こちらはPinterestのコンテンツをFacebookのブランドページに流しこむサービスを提供している。またInstagramの写真も取り込むことができるようになっている)。

もうひとつ言及しておくべき変更点がある。Pinterestはこの点を強調しても良いだろう。成長に向けて、サービスの信頼性を向上させる意味があるからだ。すなわちPinterestは今後自傷行為などに関する投稿(explicitly encourage self-harm or self-abuse)を禁じることにした。Silbermann曰く、こうした変更は一部利用者からのフィードバックを参考にして行ったとのことだ。Silbermannの言葉をそのまま使えば「コミュニティからの助力を得て」ということだ。利用者の80%は女性が占めるそうだが、今回の変更についてもやはり女性の意見が大きく作用しているのだろうか。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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