モバイルアプリのサーバサイド/バックエンドを肩代わりする人気のParseがベータを卒業

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Parseは、Herokuモバイル版を自称するサンフランシスコのスタートアップだが、このほどついに、すでにかなりの勢いが付いてる状態から本馬場に出走する。

モバイルのデベロッパは、Parseを利用することによって自分のアプリケーションのサーバサイドのバックエンドをアウトソースしてしまえる。今日ベータを終了する同社はすでに1万を超えるデベロッパが登録ユーザになっていて、たとえばBand of the DayやThe History of Jazzなどのイマーシブ(immersive, 没入型の)なiPadアプリが好評な955 Dreamsもユーザだ。登録ユーザの各月増加率は、約40%だそうだ。

Parseの協同ファウンダTikhon Bernstam(Scribdの協同ファウンダ)は曰く、”一般的にアプリケーションは、ローカル&スタンドアロンからWebサービスに移行しつつある。数年前までは、クラウドでアプリを動かすなんて狂気の沙汰と思われた。次は、モバイルアプリもクラウド化する。AWS(Amazon Web Services)やHerokuの人気を見れば、そう言わざるを得ない”。

(HerokuはこれまでのY Combinator出身企業としては最大の出口を経験し、2億1200万ドルでSalesforceに買収された。同社はデベロッパの開発工程からサーバサイドの部分をなくし、彼らの負担を減らした。対応言語/開発資源はRuby(Ruby on Rails)、Node.Js、Python、Scalaだ。)

今回の一般公開に伴い、料金体系が発表された。フリーミアムで、APIリクエスト100万、プッシュ通知100万、ストレージ1ギガバイトまでが無料だ。それ以降は、APIリクエスト150万/プッシュ通知500万/ストレージ5ギガまでが199ドル、さらに企業向けの高額プランでは、カスタムな構成ができる。

Bernstamによると、1万の登録デベロッパのほとんどは、口コミで集まっている。Parseもデベロッパ集団なので、モバイルアプリの開発においてデベロッパが感じる痛点が“痛いほど”よく分かっている、ということだ。

協同ファウンダのKevin Lackerは曰く、”これまでのアプリ開発では、誰もが、今ならParseがやってくれることの生焼けバージョンのようなものを、何度も何度も作っていた。そのため、時間の90%はインフラの‘工事’に費やされ、かんじんのアプリ本体には10%しか割けなかった”。

Parseは最近、Ignition Partnersが仕切るラウンドにより、550万ドルを調達した。Ignitionは、HerokuのシリーズBを担当した投資家だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))