Kickstarterがビッグゲームの余波で全体を大きく底上げ

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2月のKickstarterは、大盛況だった。プロジェクト数が記録破りだっただけでなく、マスコミが報じる機会が急に増えて、一般的な知名度も向上した。

でも、このような出資者数の急増は、単に一時的な現象にすぎないのか、という疑問は残る。このような関心の集中は負の効果をもたらし、競争を激化させ、このサイトの出資者人口では対応できないほど、プロジェクトの数が増えてしまうのではないか?

しかし幸いにも、そうはならないようだ。2月の大盛況は、プロジェクト数、ユーザ数、出資額のすべてにおける、永続的な増加をもたらしたようである。

Kickstarterのブログ記事がとても詳細な分析をしているが、その要点をここで述べると: 最近の二大プロジェクト、Double Fine AdventureとOrder of the Stickは、それら自身が数百万ドルを集めただけでなく、一種の波及効果を生んで、これまでほとんど出資がなかったようなプロジェクトにもお金が集まるようになった、ということだ。

たとえばゲームの分野では、それまで、総額10万ドルに達したプロジェクトはたった一つしかなかったが、2月以降は9つになった。Order of the StickのようなWebコミックの分野では、各週の平均出資口数が倍増した。

しかもこれら二分野の出資者たちの22%は、ほかの分野にも出資している。それらの合計は2000プロジェクト弱で、出資総額は100万ドルを超えている。出資者の多くが、Kickstarterで大きなプロジェクトに寄付をするのは初めて、という人たちなので、ニュースで報じられたような大型ゲームなどはKickstarterの広告のような効果も生んでいる。

このことが示しているのは、クラウドファンディング(crowd-funding)はまだまだ今後の成長の余地が大きく、新しいモデルやアイデアが今後とも有効な場である、ということだ。これまでは、Kickstarterで数百万ドルを調達するなんて幻想だ、と思う人が多かった。でもこのサイトの成長ぶりを見るかぎり、否定的な評価は当たらない。残る疑問は、Kickstarterがいつまでトップの座を維持するか、だ。資金の調達と製品の立ち上げ方式に同社は革命をもたらしたのだから、さらにこの革命を拡大する新勢力が現れてもおかしくはない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))