Facebook、元Yahoo社員の特許でYahooを訴訟

次の記事

東京発ソーシャルミュージックサービスのBeatroboが61万2500ドルを調達

2006年、Facebookで働いていた元Yahoo社員のThyagarajapuram S. Ramakrishnanが、ニュースフィードに関する特許を申請した。今日(米国時間4/3)、なんとも皮肉なことに、Facebookが正にその特許でYahooを訴えた。Facebookは、Yahoo傘下FlickrのフォトストリームおよびYahooのアクティビティー・フィードが「ソーシャルネットワークのメンバー向けにパーソナライズされた記事のフィードを生成する」特許を侵害していると主張している。

この米国特許7,827,208「類似性の重み付けにより動的な関係に基づきパーソナライズされたコンテンツを、ウェブベースのソーシャルネットワークのメンバー向けに生成する」他9件の特許は、先月Yahooが提出した特許訴訟による高くつくであろう裁定からFacebookが逃がれる一助になるかもしれない。特許ゴロは割に合うとは限らない、ということだ。

当時FacebookにいたRamakrishnanは、Andrew Bosworth(技術部長)、Chris Cox(製品担当VP)、Ruchi Sanghvi(ニュースフィード製品マネージャー、現在はDropbox)、Adam D’Angelo(元CTO、現在はQuora)と共に、2006年8月11日に同特許を申請した。1ヵ月後、同機能が公開されFacebookユーザーの間で大規模な抗議運動が起きた。しかしその後すぐ、’208特許技術に基づいて選別された高度に関連性のあるコンテンツ・フィードは、Facebookにとって人気の看板機能となった。

YahooのFlickrおよびプロフィールに、ユーザーの知り合いの最近の行動を示す類似のフィードが加わったのはFacebookのニュースフィード公開から2年あまり後のことだった。模倣があまりにも露骨だったため、FacebookはYahooに対する特許侵害反訴状に提示した10件の特許の最初にニュースフィード特許を挙げた。

つまりこれは、Yahooの調査不足か、あるいは後にRamakrishnanの’208特許で泣きを見ることを予測していたとしか思えない。同特許は、Yahooが訴訟している10件の特許をライセンスするために巨額の現金または株式を支払う交渉で、Facebookを味方することになる可能性がある。

この法的こう着状態は、Yahooにとって実に大きな痛手となるだろう。Yahooは、真のイノベーションではなく漠然とした特許でFacebookをゆするような行為に対して、起業家、ベンチャーキャピタリスト、そして一般大衆からも激しい憎悪を浴びた。元社員らも自分たちの発明を「兵器化」したとして同社を非難した。

一連の大失態によってYahooは採用が困難になり、社員の引き止めもいっそう難しくなった。自身が脆弱でありながら攻撃を仕掛けることで、Yahooは社員がすばらしいアイディアを思いついた時、すぐ他社へ行ってしまうことを確実にしてしまったかもしれない。

[画像提供:20th Century Fox

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中