AndroidアプリをPC上で動かせるBlueStacksが公開ベータ–AMDに次いでQualcommも投資

次の記事

Androidの人気カメラアプリFxCamera事業をスタートアップのビットセラーが買収

【抄訳】
New BlueStacks Logo

外でAndroid、おうちでPCの人には、BlueStacksがおすすめかも。どんなハッカーたちよりも先に、そしてChromeがその機能を真似する前に、使ってみるのはどうだろう。このスタートアップのソフトウェアはここ数か月、大人気だ。それもそのはず、AndroidアプリをそのままWindows PCの上で動かせるという、待望のソフトだからだ。もちろん、Windowsが動くタブレットやラップトップでもかまわない。

コンセプトがたいへん魅力的だから、BlueStacksは立ち上げ前に760万ドルのベンチャー資金を呼び込んだ。そして数か月前には、さらに640万ドルを調達した。投資家は、AMD、Citrix Systems、Andreessen Horowitz。Ignition Venturesなどなどの一流どころだ。

同社のソフトウェアは3月27日に公開ベータにこぎ着けたが、なんとそれからわずか10日間で、BlueStacksのPC側ソフトApp Playerのダウンロード数は100万を突破し、ユーザがその上で動かしたAndroidアプリはのべ1200万以上に達する。その猛烈な人気を見たもう一つの投資家、今度はモバイルチップの世界的な超大手Qualcomm…そのVC部門Qualcomm Ventures…が、同社への投資を行った。その額は非公開だが、これでBlueStacksの資金総額は1500万ドルを超えたと見られる。チップメーカーとしてはすでにAMDが同社に投資しており、この2社が投資家として顔を揃えること自体が、非常に珍しい。

Qualcommは何に着目しているのか。Qualcomm VenturesのVP Nagraj Kashyapによると、“消費者は今後ますます、自分がよく使うアプリケーションを複数の異なるプラットホームの上で使いたいと思うようになるだろう。BlueStacksは、そう言う意味で今後増加するモバイルとPCの結婚ブームに、もっとも有利に乗っていける立場にある”、のだそうだ。

BlueStacksのソフトはPC側のApp Playerと、Android機側のCloud Connectの二本立てだ。前者はAndroidアプリをWindows PCの上で動かし、加速度センサーやタッチスクリーンの機能はマウスやキーボードでエミュレートする。Android機の保有者でなくてもアプリのダウンロードはでき、Android携帯とのあいだでSMSするなどが可能だ。Cloud Connectは、Android機側からPCにシンクし、ユーザのPCをいわば‘私的クラウド’として利用する。

なお、Angry Birds SpaceやFruit Ninjaのようなグラフィクス集約的なAndroidアプリをPC上で動かすためには、同社の”Layercake”と呼ばれる特許技術を利用するが、Androidの悪名高い“分断化”により、ベータの現状では一部の機種(Samsung Galaxy Nexusなど)でモバイル/PC間でデータのシンクができない。さらにまた、セキュリティも今後の大きな課題だ。今後あまりにも頻繁にセキュリティアップデートを繰り返すようだと、一般ユーザの嫌気を誘うかもしれない。

【後略】

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))