もうJavaもRubyも要らない?–JavaScriptオンリーの未来派WebアプリフレームワークMeteorがデビュー

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今のWebアプリケーションは、10年前に比べて大きく変わっている。スマートクライアントの時代と呼ばれる今日(こんにち)は、Webアプリとネイティブアプリがさまざまな分散クラウドサービスとコミュニケーションし、しかしその一方でレガシーのインフラも残っている。そしてこのような複雑な環境が、デベロッパに絶え間なく面倒な問題をもたらす。複数のデータセンターにまたがって動くソフトウェア、インテリジェントなデバイスとのコミュニケーション、サードパーティ製の多様なソフトウェアの統合、どれをとっても簡単な課題ではない。

今日(米国時間4/11)比較的ひっそりと立ち上がったスタートアップMeteorは、“今の新しい時代に即した新しいアプリケーションフレームワーク”により、今日のWebアプリケーション開発が抱えるあつれきを大幅に緩和する。同社の会社綱領によると、そのプラットホームは“スマートパッケージ”と呼ばれる適応型のコード集合を基盤とし、それらはクライアント上でもクラウドサービス上でも動き、“今日的な分散環境において自己のライフタイムを管理する”。

現時点のMeteorのチームは小さいが、しかし英才が揃っている。協同ファウンダのGeoff Schmidtは音声指紋(声紋)の発明者で分散Web TVプラットホームMiro最初の作者の一人だ。彼はまた、MixAppの協同ファウンダで、Asanaの初期の社員でもあった。Matt DeBergalisは資金調達プラットホームActBlueのファウンダで運営者。Nick Martinはそのいちばん最近の仕事がMochi Mediaのインフラの構築だが、Schmidtと共にMixAppを創業した人物でもある。そしてDavid GreenspanはEtherpadを作ってGoogleに売り、その後Google WaveとGoogle App Engineを手がけた。GreenspanはAppJetのファウンダでもある。

彼らはMeteorの開発に8か月を投じ、そして今日、ソフトロンチにこぎ着けた。現状のMeteorは“初期プレビューバージョン”で、まだ安定バージョンではない。今後の各リリースで“APIの重要な変更がある”、と同社のWebサイトは言っている。

技術的な詳細は同社のFAQに譲るが、Meteorが基本的に目指すものは、“次の20年における技術変化に対応できる”ような強力なアプリケーションの構築を、大幅に単純化することだ。アプリケーションの開発、ないし、ソフトウェアを書いていくことから苦痛を取り除き、シンプルでエレガントで多くの人にとって使いやすいソフトウェアを作るための、新しいやり方を提供していく。

MeteorはGPLに基づいてライセンスされるオープンソースソフトウェアで、そのプラットホームのv1.0は、“数か月後(ただし1年を超えない)”にリリースされ、“今後のフレームワークの成熟速度は、GoogleやFacebookにも負けない”、と同社は自負している。

MeteorのホームページにはFacebookとAsanaの協同ファウンダDustin Moskovitzや、Posterousの協同ファウンダでY CombinatorのパートナーGarry Tan、Graffiti LabsのファウンダTed Suzmanらが支援の言葉を述べている。いずれも、信ずるに足る言葉だと思える。

中でもとくにTanはMeteorの立ち上げ後のツイートで、“JavaScriptの新時代の到来”と讃辞を述べている:

[from Twitter]

[Webのクライアントとサーバの両方におけるJavaScriptの新時代の夜明けだ。meteor.comは、感動的なテクノロジだ。]

今後の資金調達やスタッフの募集については現時点では不明だが、分かり次第続報しよう。

詳しくはMeteorのホームページ、または下の紹介ビデオを見てみよう:

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))