CEO スコット・トンプソン、50サイトを閉鎖へ。「Yahooは多くのことをやりすぎた」

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Yahoo 2012年Q1:売上は前年並み、純利益は28%増

YahooのCEO Scott Thompsonは今日(米国時間4/17)、どうやって再びYahooを伸ばしていくか、その展望を語った。彼の大きなテーマは、集中、集中、集中。

「Yahooは長い間、あまりにも多くのことをやり、本当に良い物はごくわずかだった」とThompsonは言った。

彼は全期間CEOだった最初の四半期の収支会見に臨んだ ― 売上は横ばい、利益は伸ばした。すでにThompsonは大きな変化を起こしており、レイオフおよび大規模なリストラを行ったが、今のところその結果に満足していない。

同社のあまり知られていないサービスでさえ、中規模のスタートアップより多くの利用者を維持しているが、Thompson曰く「それは今やっていることを全部続けるべきという意味ではない」。彼は50以上のYahooサイトを閉鎖あるいは「移行」し(どのサイトとは言わなかったが、エンターテイメント中心のサイトの多くがレイオフの影響を強く受けたと言われている)、メール、ファイナンス、スポーツなどの主要サービスに集中できるようにすると言った。

他の戦略は、Yahooが集めた全データを活用してもっとパーソナライズした体験をユーザーに届ける、広告主の費用効果を改善する、およに新機能、新製品の開発過程を加速するなどだ。

「Yahooは当初規模拡大を目的にシステムを構築したが、あまりに複雑になりすぎたためにイノベーションを停滞させた」とThompsonは言った。

サイトの閉鎖は「多少」の売上減少に繋がるかもしれないが、会社の利幅は改善されると彼は付け加えた(会見中それ以前にCFO Tim Morseが、同社はトラフィック獲得コストを除く利益率20%を目標にしていると言っている)。さらに彼は、Yahooが将来新規サービスを開発する可能性は排除しないが、まず「新しい成長の機会を追求する権利を得る」ために主要サービスを改善する必要があると語った。

「われわれが誰であるかを再発明する必要がないことを確信した」とThompson ― 代わりに、Yahooはユーザー体験を再発明する必要があるだけだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)