Mobage

Google Playの米国売上1位になったMobageゲームのKPIは日本のソーシャルゲームと同じらしい

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この見出しは底なしに馬鹿げているわ

DeNAのプライベートカンファレンスのMobageオープンプラットフォームが今日開催された。ここでは何か大きな新たな発表はなかったのだが、このカンファレンスでDeNA代表取締役社長の守安功氏がどうしても伝えたかったのは、日本のソーシャルゲームでも実績を出せるので、みんなでMobageと一緒に海外に進出しようということだった。

その根拠となるのは、4月22日時点で米国Google Playでサイバーエージェント子会社のCygamesRage of Bahamutが売上の1位になったことだ(原稿執筆時点でも1位)。Rage of Bahamutは「神撃のバハムート」の英語版ゲームなのだが、日本では神撃のバハムートはHTMLブラウザー向けに提供されているMobage上のゲームで、いわゆるネイティブアプリではない。英語版はそのHTMLゲームを内包させたMobageのグローバルプラットフォームと連携するAndroidアプリとして提供している。この実証によって、いままで日本で作られてきたブラウザー向けのソーシャルゲームは世界に通用しないのではないかという疑問が払拭されたということだった。

そして、守安氏が言うには(その実態は明かしてくれなかったが)Rage of BahamutのKPIのデータが――具体的にはARPUの額や課金ユーザーの割合だと想像するが――日本国内で提供されているゲームと「かなり近い」ということだった。憶測ではあるが、たぶん、ソーシャルゲームに高いプレイ代金を支払うのは日本だけではないということが伝えたかったのだろう。

ただ、それだけでは月商数十億円を稼ぐというゲームを生み出せるかどうかはわからない。というのも、Androidアプリの売上ランキングの上位でだいたい月に100万ドル程度だと言われている今日のこの記事によれば、iTunes Storeの売上トップのアプリでだいたい300万ドルということなので、Androidアプリだけ売上が高くても日本ほどの売上を証明するのは難しいのかもしれないし、iOSアプリも含めてヒットしたとしても、ブラウザーでのプラットフォームが普及しない限り、日本のような数字に到達するのは一足飛びには難しいだろう。

ただ、日本のカードゲーム、ブラウザーゲームはウケないという都市伝説については、それがかならずしも正解ではないというこは証明されたのだろう。とはいえ、そのまま日本のゲームを移植したのではないとCygamesの代表取締役社長の渡邊耕一氏は語っている。海外に取締役を派遣して、グラフィックスに力を入れたゲームを開発して、現地向けの細かいカスタマイズやカルチャライズには力を入れたということだった。

ライバルのGREEは北米ではiOSのアプリで勝負をしている。サードパーティーではなくGREEの自社製ゲームのZombie Jombieは好調で3月には売上ランキングで上位に位置づけていたが、原稿執筆時点では56位になっている。