smapo
スマポ

ロケーション×ポイントサービスのスマポが1.5億円を調達

次の記事

オンライン支払リンクを手軽に作ってくれるサービス、Gumroadが名門ベンチャーキャピタル、Kleiner Perkinsから700万ドル調達に成功

スマポはリアルな店舗に出向いてその店舗でチェックインすると、ショッピングなどで使えるポイントがもらえるスマートフォンアプリである。現在、iOSとAndroid向けにこのアプリは提供されている。このスマポを運営するスポットライトが伊藤忠テクノロジーベンチャーズから1.5億円の資金を調達をしたと発表した。昨年9月に創業したスポットライトが外部から資金調達を実施したのは今回が初めてとなる。

日本版Shopkickとも言えるスマポでは、付与されるポイントは1ポイント1円として商品券などに交換できる。店舗によってもらえるポイントはそれぞれショップによって異なるが、見たところ1回のチェックインで30ポイントをもらえる店舗が多いようだ。

このスマポが興味深いのは、チェックインする際の店舗の位置情報を特定する方法だろう。店舗の位置情報を特定するにはたとえばfoursquareのようにGPSを利用するものが多いのだが、これだと精度が非常に悪くなってしまうし、同じ建物内の店舗を識別することは難しくなってしまう。そこでスマポでは各店舗に人間の耳には聞こえない超音波を発信する独自のデバイスを設置してもらって、スマポのアプリがその超音波をマイクで拾うことでどの店舗にいるのかを認識するのだそうだ。しかもこの超音波の方法だと出力を変えることで、デパートなどの特定の売り場という小さな範囲から、デパートの全フロアをカバーするといったこともできる。Shopkickでも同様の方法を使っているのだという。

現在、スマポのサービスに参加している店舗はビックカメラ、マルイ、ユナイテッドアローズ、H.I.Sなどで、ポイントは各ショップで共通して使用でき、主要都市の約80店舗が対応している。

スマポの実際の利用者実態を代表取締役の柴田陽氏に聞いみていると、ある店舗では1カ月に2万人には満たないが1万人以上のユーザーがチェックインしているのだそうだ。スマポの全体の正確なユーザー数は明らかにしてくれなかったので、これがどれぐらいの割合なのかはわからないが、チェックインしたユーザーの半分ぐらいは実際に買い物をしていて、そのうちの4割から5割のユーザーは新規の顧客だというから、従来のチラシなどの店舗への呼び込みツールよりも費用対効果は高いようだ。一般的に小売店での広告による新規顧客率は10パーセントから20パーセントというから、店舗側にとっても魅力的なアプリだと映るだろう。ショップ間での送客がうまく働いていると言える。

今回の資金調達によってスマポを利用できる店舗を増やすために、営業の強化をするのだという。自社でアプリとチェックインを感知するデバイス両方を開発していて、現在事業にかかわっている9名のうち、フルタイムの正社員は5名。エンジニアがほとんどなのだそうだ。

柴田氏は過去に価格比較アプリのショッピッ!を提供するコードスタートをIMJに売却している。ショッピッ!は店舗に行き、商品のバーコードをスキャンしてオンライン上でその製品を安く購入できる店舗を探すというものだったが、スマポでは逆に店舗に来てくれたユーザーにリアルならではの体験を与えたいと語っている。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

フォロー

新しい投稿をメールで受信しましょう。

現在350人フォロワーがいます。